取り取られ 【東京03 飯塚】 ページ6
ひよりさんのリクエストです。
・
飯塚｢俺だ俺だよ！｣
豊本｢俺だ俺だ俺だよ！｣
角田｢俺だ俺だ俺だ俺だよ！｣
『うるさいんだよ。』
俺だ俺だとうるさいのは東京03の3人。女芸人の楽屋で延々と何してんだよ。早く出て行ってほしい衝動をこらえて白い目で3人を見る。
豊｢Aが好きなのは俺だもんな!?よく飯連れてってやるし！｣
『それとこれとは関係ないかと。』
飯｢いーや俺だね。アドバイスとかしてやってるし。｣
『1回だけですが。』
角｢俺はっ……何もしてないけどぉ！｣
『おい。』
こんなの拉致が明かない。私は3人の間に割り込んで大きな咳払いをする。3人は何だ何だと言うように、私を静かに見下ろした。
『さっきから3人で色々言ってるようですけどね。私の意見くらい聞いてもいいんじゃないですか。』
角｢確かに…、おい、豊本！飯塚！Aの話を聴いてやれよ！｣
『まず貴方が聴いてくれ。』
豊｢てか、Aから意見って事は、この中にAの好きな奴が居るってことか？｣
『好きっていうか、最近気になってる人なら。』
飯｢だ、誰だよ。｣
3人の視線が私に集まる。こんなに注目されたら逆に公表しづらいじゃないか。仕方なく、私は飯塚さんの手首を掴んで楽屋から引っ張り出した。慌てて引っ張られる飯塚さんが出たら、楽屋の扉を閉めて、大きく息をつく。
飯｢……え、俺？｣
『俺です。』
飯｢え、あ、いや……。嘘じゃないよね？ね？あ、夢？｣
『何で嘘つくんですか。現実ですよ。』
飯｢あー!!いひゃいいひゃい!!!わあった！現実ってわあったから！｣
私が飯塚さんの頬を引っ張っていた手を離すと、飯塚さんは痛かったのか目に涙を浮かべて頬をさすった。しかし、直ぐに背筋をまっすぐに伸ばすと、私の目を見る。
飯｢じゃあ……、この度こういうことで……これからよろしくお願いします。｣
『こちらこそです。』
飯塚さんは照れくさそうにはにかんだ。
ラッキー芸人
ラニーノーズ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「お笑い芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Green_Flash___(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年2月4日 17時) (
レス) id: e05a793ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - Green_Flash___さん» リクエストありがとうございます！続編にて書かせていただきます！ (2018年2月4日 13時) (レス) id: 69cff6d99f (このIDを非表示/違反報告)
Green_Flash___(プロフ) - リクエストなんですけどレインボーの池田さんで大阪との遠距離でお願いできますか？ (2018年2月4日 1時) (レス) id: e05a793ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - ＊ hさん» ありがとうございます！櫻井さん、かっこいいですよね(*´ч`*)私も好きです。大丈夫ですよ！続編でのまたのリクエストお待ちしております！ (2018年2月1日 22時) (レス) id: bef552d582 (このIDを非表示/違反報告)
＊ h(プロフ) - ユカリさん» うわあああ(´；ω；｀)素敵すぎる櫻井さん本当にありがとうございます！(´；ω；｀)きゅんが止まりません！！あの、またリクエストしても宜しいでしょうか？？ (2018年2月1日 21時) (レス) id: 4dad489a8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユカリ | 作成日時：2018年1月7日 22時
