Kiss me!!【トット 桑原】 ページ19
すみれさんのリクエストです。
※学パロです。
・
『桑原くーん。』
桑原「んー?」
『脚本の提出、今日までなんやけどー。』
桑「はァ!?」
同じ演劇部の桑原くんは露骨に「しまった」という顔をして、慌ててあげた顔を再びガクンと落とした。私は肩でため息をつき、机を挟んで前の席の人の椅子に腰掛けた。
『で。忘れてたんやろ、今日までってこと。どこまで台本できてんの。』
桑「まぁ……、2ページほど?」
『は!?今回の劇は1時間使うんやからね!?それで2ページって…5分くらいなんじゃ…。』
桑「お願い!Aちゃんも一緒に考えてくれへん!?1人より2人やろ!」
『しゃあないなぁー、今回だけやからなー。』
桑「ありがとう!帰りにパピコ奢るわ!」
『"からだすこやか茶♪だぶるぅ〜"にして。』
桑「ええんやなそれで!?」
そんな茶番を繰り返しながらも、私達は台本を考えていく。しばらく考えて肩を落とす。時計を見ると、最終下校時刻5分前を指していた。
『そろそろ帰るで。先生に殺される。』
桑「ありがとうなぁー、だいぶ台本進んだわー。お礼するわー。」
『あー、お礼かぁ。どうしようかなー。』
桑「俺の財布の中身が追いつく値段で頼むわ。」
『なら、これがええ。』
私は桑原くんに短いキスをして、すぐにその体を離した。しばらく呆然としていた桑原くんは、いきなりボッと顔を真っ赤にした。
桑「う…うわああああああああ!!!」
『キスされて雄叫びとか傷付くんやけど。』
桑「いや、あの…でも……。これは……。」
『これから私突き合わせたら、毎回するから。もちろん、お礼として。』
桑「は、はい………。」
そんなことを言ってまで。
私は貴方とのキスを求めるのです。
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さどん - リクエストでぺこぱお願します。 (2021年5月3日 19時) (レス) id: 181cff0615 (このIDを非表示/違反報告)
Flapping - からし蓮根の青空さんと付き合ってる設定でお願いします!! (2021年1月2日 7時) (レス) id: 30c0a1677c (このIDを非表示/違反報告)
ねね - ぺこぱのシュウペイさんとお風呂一緒に入りたいです (2020年9月10日 22時) (レス) id: 7b44f3b801 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ライスの田所さんで,甘い感じのカップルみたいな感じでお願いします!なんか二回に渡って書いちゃってすみません。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: 18493058fb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - リクエストお願いします! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 18493058fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむ | 作成日時:2018年4月18日 23時