応援してる【ジュリエッタ】 ページ28
＊ hさんのリクエストです。
※｢諦めさせない｣の続編です。
・
藤本｢は？二人付き合ってんの？｣
『まぁ、１ヶ月くらい前から？やんな。』
井尻｢そんなもん？｣
藤｢いやいやいや、おかしいでしょ!?特に井尻くん！キミキミキミ!!相方に１ヶ月経って伝えるっておかしくない!?｣
井｢やってお前に伝えたら、すぐ周りに拡散されて行きそうやから。｣
藤｢拡散しないってー。アキナの二人には元ソーセージのよしみで拡散するけど。｣
井｢お前今自分で自分の墓掘ってんぞ。｣
藤｢何がなんでも！A！お兄ちゃんは許しません！｣
『えぇー、聖くん何でなんよー。』
井尻の相方の聖くんは、腕を組んで頬を膨らませる。私が芸人になる前からの付き合いで、お兄ちゃんのように可愛がってくれる聖くんも、今回はお怒りのようだ。
井｢俺とAの関係に何が文句ある言うねん。｣
藤｢俺の可愛い可愛いAを君に任せれると思えないんだよおおお!!｣
井｢相方ディスるってお前どういうこと。｣
『いやでも私、井尻のこと………す、好き？やし…。な？ええやろ？』
井｢ほらー！Aも俺のこと好き言うてるやん!!｣
『井尻熱苦しい。』
藤｢ゆーるーさーなーい!!｣
井｢あー!!もうめんどいわ!!｣
井尻は頭を掻きむしると、パイプ椅子を立って楽屋から出て行った。その姿を、聖くんは面食らったように見ていた。
藤｢あんな怒らせるつもりなかったんだけどなぁ。｣
『だって聖くんめっちゃ反対するんやもん。』
藤｢ううん、応援してる。｣
『は？』
藤｢ま、井尻には変な風に思われただろうけど。Aにだけ言いたかったんだ。｣
『なにが？』
聖くんの良く通る声が、私の鼓膜を揺らす。聖くんはへらっと笑って言った。
藤｢井尻を任せられるのはAしかいないの。だから、俺が1番近くで応援してあげる。｣
『……それ、ホンマ？』
藤｢もちろん！｣
『………聖くうううん!!』
藤｢ちょ！なになになに!!いきなり！｣
『聖くん大好きいいい!!』
私は思い切り聖くんに飛び付く。
聖くんは｢頑張れ｣と言って、私の頭を撫でた。
・
井｢お前らなに抱き合ってんねん…。｣
藤｢『あ』｣
どうやらドアの隙間から覗いていたようです。
ラッキー芸人
ハイヒール
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ユカリ(プロフ) - 皆様リクエストありがとうございます！全て承りました！ (2018年4月18日 23時) (
レス) id: 8263d84421 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつも素敵な作品楽しみにさせて頂いてます♪ とろサーモンの村田さんで付き合って初めての キスのお話が見たいです！無茶ぶりしてすみません。 よろしくお願いします´`* (2018年4月18日 19時) (レス) id: 74e9ccc556 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - リクエストお願いします、「出逢い」の粗品さんの続編をお願いしたいのですがよろしいですか？ (2018年4月18日 1時) (レス) id: 95bd6dd099 (このIDを非表示/違反報告)
尚 - リクエストです！囲碁将棋の根建さんと文田さんのお話を別々にみたいです！お願いします！ (2018年4月16日 23時) (レス) id: f0b3170452 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - 皆さんリクエストありがとうございます！全て承りました!! (2018年4月16日 0時) (レス) id: 8263d84421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユカリ | 作成日時：2018年3月30日 23時
