やっぱり 【祇園 木崎】 ページ47
たろろさんのリクエストです。
・
『ぬぐぐぐっ……、届かないっ…。』
私は背伸びをしたり、ジャンプしたりして天井の電球に手を伸ばす。劇場スタッフの私は、先輩に｢楽屋のひとつの電球が切れかけているから付け直して来い｣と言われて今、ここに居る。
しかしそれが低身長の私にはとどかなくて、未だに苦戦している。すると、ドアがガチャリと開いた。
木崎｢あっ、Aやんか。何してるん。｣
『木崎くんっ。実は電球変えようと思って来たんだけど……とどかなくて…。｣
木｢あー、俺もとどかへんなぁ…。｣
櫻井｢よっ、と…。｣
すると櫻井さんは、電球を見上げる私達の間から背伸びをし、電球に手を伸ばしていとも簡単に電球を外した。
櫻｢はい、これ。それと、新しい電球貸してください。これも僕付けますから。｣
『え…。あ、はい……。』
櫻井さんに変えの電球を渡し、取り替えてもらう。流石身長180cm……。私と木崎さんは、ぽかんとしているしかなかった。
櫻｢これでええですか？｣
『は…、はい！ありがとうございます……！身長が高いって良いですね。小さいととどかなくて……。』
櫻｢Aさん……。そんなこと木崎の前で言うたら…。｣
櫻井さんに耳打ちされ、私は慌てて木崎さんの方を見る。木崎さんは、明らかに機嫌が悪そうだった。
『え？あ、木崎くん……？』
木｢Aは身長低いより高い方がええんやろ。俺は身長低いし、Aの為に出来ることとかあらへんし。櫻井との方がお似合いやな。｣
『そ、そんな意味で言ったわけじゃ……。』
慌てて訂正するも、嫉妬なのか、機嫌を悪くしてしまった木崎くんはうつむいている。私は木崎くんの手首をがっと掴んで、目を合わせた。
『私！そんなの関係ないよ!!今の木崎くんが好きなの!!』
私の言葉に眼をぱちぱちする木崎くん。しばらくすると、私の言葉がはっきりと木崎くんの脳内に達したのか、木崎くんは私に抱き着いてきた。
木｢……ありがとう。｣
『うん。』
私も、木崎くんの背中に腕を回した。
どんな貴方も、やっぱり好き。
・
櫻｢おーい、1人お忘れじゃないですかね。｣
木｢『あ、』｣
好きな人 【アインシュタイン 稲田】→←ケンカ 【ミキ 昂生】
ラッキー芸人
ラニーノーズ
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凛凛(プロフ) - はじめまして、すみません。あの……ミキ 昂生じゃなくて、昴生たと思う。漢字が間違えですよね……？ (2018年4月15日 2時) (
レス) id: 62c9d1a185 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - リクエストありがとうございました。凄く楽しく読ませて頂きました！リクエストで吉村崇さんで胸キュンみたいなのが読みたいです。よろしくお願いします。 (2018年4月10日 19時) (レス) id: bfc812d370 (このIDを非表示/違反報告)
ちきち - 今回もありがとうございました！めっちゃよかったです！！幸せな気分になりました！次のリクエストもお願いしていいですか？昴生さんに嫉妬される話が見たいです。よろしくお願いします！ (2018年4月1日 0時) (レス) id: 58e492c837 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - AIRIjinrさん» リクエスト承りました！ (2018年3月31日 11時) (レス) id: 8263d84421 (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - リクエストです！！アインシュタインの河井で他の芸人さんと自分が仲良くしててそれに嫉妬するというのを読みたいです！楽しみにしてます！ (2018年3月30日 23時) (レス) id: 153aa2f1cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユカリ | 作成日時：2018年3月21日 11時
