【12歳。】あなたが好きだと言えたなら。

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side想楽



「瑛太ごめん待った、⁉」

瑛「いや、今来たとこ」

「そっか、！」


今日は瑛太と映画を観に行きます！！

いつもの10割増しぐらいかっこいい…！！！


瑛「走ってきたのか？」

「あ、うん。楽しみにしてたから！」

瑛「よく平然と言えるな…」

「どうしたの⁇」

瑛「別に、。行くぞ」


ぎゅっ


あっ、手……！！！


瑛「なんか顔赤いけど…？」

「えっ、！！そんなことないよ！！///」


絶対分かって言ってるよ瑛太！！


「瑛太もだよ…？」

瑛「え、」


柱の鏡を見つめてる。

顔赤いのレアだ…！！


「なんか嬉しいな〜」

瑛「…俺も、今日会えて嬉しいよ」

「珍しく素直だね⁉?」

瑛「もう2度と言わない…」


今日の瑛太可愛すぎない⁉

心臓もつかな…？




瑛「けっこう人いるんだな」

「今日観るやつが公開されてすぐみたいだから
かなー」

瑛「知ってる奴とかいそう」

「確かに！」



お喋りを楽しんでいたら上映時間になった。


「(手、離しちゃうのかな…)」

瑛「なんか、寒い」

「え、そうかな？でもちょっと冷えるね」

瑛「…だよな」


あれ？これってもしかして…

手つないだままにしたいってこと⁉

ず、ズルすぎる…反則だよ…。



でもね、照れてる顔、隠しきれてなかったよ、！




その後もご飯食べたり買い物したりして過ごした。

途中で2組の男子たちを見かけたときは焦ったけどね…笑



瑛「そういえば想楽、もうすぐ誕生日だったよな」

「あ、うん！！」


覚えててくれたんだ…！！


瑛「プレゼント、何欲しい？」

「うーん、これ瑛太嫌って言うかもしれないんどけどね…」


付き合ったらしてみたいこと…


「お揃い、欲しいな…」

瑛「あー、いいよ別に」

「ほんと、⁉」

瑛「特別に許可する」

「いつもは、駄目…？」

瑛「毎回は面倒臭い」きっぱり

「…ですよねー…笑」


瑛「…それと邪魔、されたくないから。
見つけると騒ぐだろ、あいつら」



瑛太、ほんとに大切にしてくれてるんだな…




結局、有名なシューズメーカーとコラボした星のマークがついたペンケースをお揃いにした。
色は、私がボルドーで瑛太がカーキ。

嬉しいな…。幸せすぎて帰りたくない…



瑛「今日すげー楽しかった、また明日な」

「あ、うん。また明日！！」


もっと一緒にいたいな…まだ、帰りたくない。


ぎゅっ


瑛「…やっぱ、帰らないで」

「え…」



瑛「…家、来て」



！！！！

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