04:atsuto side ページ4
それから2人でいろいろな話をした。
一番ベストな家での過ごし方、とか、いかに動かずに過ごすか、とか、
麻也が聞いたら眉間にシワを寄せそうな話ばかり。
「結果さ」
「うん」
「家っていいよね」
「本当。天国」
でもこんなんでいいのかなー、とAちゃんはまたソファーに横になった。
「大丈夫だよ。引きこもりにならないように麻也が連れ出してくれるから」
「そうだよね」
Aちゃんがひょいと起き上がり、膝を抱えるようにして座った。
初めて会ったときも、Aちゃんはこんな風にしてソファーに座ってたっけ。
「うっちー」
「ん?」
「足、傷だらけ」
Aちゃんは俺の足をじーっと見てそう言った。
「頑張ってますからね」
「うん、」
「苦労してるんですよ、意外と」
「頑張ってるんだね、うっちーの足」
「足かよ」
「うっちーがサッカーしてるところ、見たい」
「見に来ればいいじゃん」
「試合、行ってもいい?」
「うん」
また新しいうっちーが見られるね。Aちゃんは少し恥ずかしそうにそう言った。
そんなの、いくらだって見せてあげるのに。
Aちゃんは、ドキドキしてる、なんて言ってたけど、
さっきから俺ばっかりドキドキしてる気がして、ちょっと悔しい。
うつむくAちゃんの顔を覗き込んだら、くるんと背を向けられてしまった。
あれ、照れた?
「俺の勝ちね」
何の勝負?俺に背を向けたままAちゃんが呟いた。
「ねぇ」
「なに」
「こっち向いて」
「今は嫌」
それからしばらく、Aちゃんは目も合わせてくれなかった。ほっぺたと耳を紅くして。
やっぱり、俺の勝ちって事で。
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ゆら(プロフ) - ちょん。さん» ちょん。さん)ありがとうございます^^いやー、嬉しいです!まだまだお話は続きますので最後までお付き合いいただければと思います!! (2013年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 43208d27e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - AIさん» AIさん)キュンキュンしていただけてるならとっても嬉しいです^^これからもっと照れ屋な2人の可愛いシーンを増やしていく予定です!!また読みに来てください^^ (2013年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 43208d27e6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん。(プロフ) - はじめまして!検索から見付けたのですが、もうハマってしまいました(*^^*)もうキュンキュンしまくりです//この先が楽しみです!お忙しいと思いますが、頑張ってくださいっ! (2013年7月14日 12時) (レス) id: e85b5538cb (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - お互いがキュンキュンしている姿が可愛くて、そんな二人に私がキュンキュンしてます(笑) これからも楽しみにしてます(^^) (2013年7月14日 11時) (携帯から) (レス) id: 43fbac561a (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - yukari***さん» yukari***さん)これからもっとにやにやさせられるように頑張ります!笑 やっぱりコメント頂けるのは嬉しいですね(^^)すてきなコメントありがとうございました! (2013年7月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 43208d27e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2013年7月6日 9時