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OM｢手に入れば入るほど、もっともっとって次から次へ求めてしまう。...相手のことを考えてるつもりで、結局は自分中心なんだよ。｣
TN｢...うーん、でも俺はそれでいいと思いますよ。だって好きなら欲しいって当たり前じゃないですか。もちろん、求めただけの見返りがあるわけじゃないですけど。...でも求めなきゃいけない時だってあると思いますけどね。｣
OM｢求めなきゃいけないとき、...｣
TN｢臣さんは我慢しすぎなんですよ。...もっと貪欲に欲してもいいと思いますけど。｣
OM｢でもさ、...怖いんだ。失うのが。一度手にしたものを手放すのって、めちゃくちゃ勇気いるじゃん？...離れていった時、俺耐えられんのかなって...。｣
TN｢そんなのやってみなきゃわかんないじゃないっすか。何もしないで、手放すことになったらそれこそ後悔しますよ？できるとこまでやってみて、それでも離れていくのは仕方の無いことだと俺は思います。｣
OM｢ははっ、ほんと岩ちゃんって真っ直ぐだわ。｣
岩ちゃんの男らしい、ストレートな言葉が胸に刺さって。うだうだ悩んでた自分が何だかバカらしくなった。
TN｢臣さんはもっとこう、グイグイいかないと！そんな弱ってる臣さん、俺の知ってる臣さんじゃないです。｣
OM｢なんだそれ(笑)...でも、ありがとな。｣
人って本気で誰かを好きになると、こんなにもの臆病になるんだなぁって初めて知った。
追いかけても、追いかけても手に入らない恋なんて、俺の人生で今までなかったから。でも、だからこそ欲しい。どうしても、彼女が欲しい。
もっと貪欲に彼女を求めてもいいんだろうか。離れていかないほどに、抱きしめてもいいんだろうか。考えたって答えなんて見つからないけど、岩ちゃんの言う通り時には求めることも必要なのかもしれねぇなぁ。
俺はいつでも臣さんの味方ですよ、って笑った岩ちゃんがやけに頼もしく見えたのは、本人は黙っておこう。
仕事終わり、隆二達からご飯に誘われたけど何となく断って、真っ直ぐ帰宅。そのままボーっとキッチンに立って、あの日のAを思い出す。
ご飯美味しかったなぁ、とか照れてるAは可愛かったなぁ、とか。そんなことを思い出してたら、ガラにもなく鼻の奥がツンとしてかき消すように冷蔵庫から缶ビール取り出して、一気に半分ぐらいを流し込んだ。
そのままリビングへと移動すると、ソファへ身を預ける。あの日、引き止める俺を今にも泣きそうな顔で見つめていたA。
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凛(プロフ) - Hiromiさん» こんばんは☆彡お待たせしてすみませんm(_ _)m亀更新ですが、また来てください(^^) (2017年3月23日 21時) (
レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - こんにちは☆更新待ってました！ありがとうございます (2017年3月23日 10時) (レス) id: 85818202fb (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - わかりました！ (2016年11月26日 0時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひかるさん» 強制的にフラグがたってしまったので、リンクさせているとこちらのお話もフラグをたてなければいけなくなった為、一度リンクから外させてもらいました。ですので、ご覧になる際はお手数ですが、作者の作品を全表示からきていただけるとご覧頂けるかと思いますm(_ _)m (2016年11月25日 18時) (レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 太陽と向日葵は消したんですか？ (2016年11月25日 18時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2016年11月17日 21時
