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TN｢十分あるだろ！臣さんといたんだからさ。先に約束してたのは臣さんだろ？｣
その臣さんを放ったらかしにしてまで、哲也さんの所に行く必要ある？
って珍しく感情を露わにしている岩さんに、まくしたてられる。
TN｢お前にとって哲也さんがどれだけ大切かわかんねぇけどさ。...ちょっとは臣さんの気持ちだって考えろよ。甘えたい時だけ甘えてさ。...それじゃあ、哲也さんがAにしてる事と変わんないよ？｣
岩さんの言葉に胸がギューッと締め付けられて、息ができなくなるんじゃないかって思った。
確かにそうだ。甘えてもいいよって言われたけど、傷付けていいわけじゃない。あの時、行かないでって言ったのはきっと臣さんの本心。
哲也さんがあたしを必要としてくれていることが、嬉しくて嬉しくて。周りのことなんて、誰かの気持ちなんて考えてなかった。
｢ごめんなさい、｣
TN｢...謝るのは俺じゃねぇだろ。俺最初に言ったよな？中途半端なことはするなよって。今Aのしてることは、中途半端なことじゃないの？｣
哲也さんを好きだと言った時、やめとけって止めてくれる岩さんの言うことを聞かないあたしに、半分呆れながらもこれだけは守れよって岩さんに言われたこと。
TN『好きなら最後まで、その気持ちを貫き通せよ。お前が中途半端なことをしたら、傷付く人が増えるだけなんだからな。』
言われた時は全然しっくりこなくて、あたしが哲也さん以外の人を見る日何て来るわけないって思ってた。
でも今ならわかる。岩さんに言われたこと...。突然あたしの世界にあらわれた臣さんは、その存在をどんどん大きくして。哲也さんへの思いすら、忘れさせるようになっていた。
｢...あたし、自分でも気付いてなかった。こんなにも、自分の中で臣さんの存在が大きくなってること。｣
たわいもないことで、毎日のように連絡をくれて。時間が空いたら、ご飯に誘ってくれて。気付けばあたしの中の中心に、いつも臣さんがいた。
TN｢後悔してんだろ？哲也さんの所へ行ったこと。｣
臣さんの姿がずっと頭から離れなかったのは、きっとあの日のことを後悔していたから。...行かなきゃよかったって。
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凛(プロフ) - Hiromiさん» こんばんは☆彡お待たせしてすみませんm(_ _)m亀更新ですが、また来てください(^^) (2017年3月23日 21時) (
レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - こんにちは☆更新待ってました！ありがとうございます (2017年3月23日 10時) (レス) id: 85818202fb (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - わかりました！ (2016年11月26日 0時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひかるさん» 強制的にフラグがたってしまったので、リンクさせているとこちらのお話もフラグをたてなければいけなくなった為、一度リンクから外させてもらいました。ですので、ご覧になる際はお手数ですが、作者の作品を全表示からきていただけるとご覧頂けるかと思いますm(_ _)m (2016年11月25日 18時) (レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 太陽と向日葵は消したんですか？ (2016年11月25日 18時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2016年11月17日 21時
