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あれから、愛音さんがいない間ほぼ毎日哲也さんと会っていた。
もちろん、その間臣さんには会っていない。
罪悪感がないわけじゃない。愛音さんはもちろんのこと、臣さんにも罪悪感を覚えていた。
臣さんに罪悪感を抱く理由は自分でもよくわからない。けれど、Aって呼ぶ声とか、ご飯を美味しいって食べる姿だとか、熱い唇の感触だとか、行くなって引き止めた時の悲しそうな目とか。ことある事にあたしの頭の中を支配して、会っていないのに、会っていたような不思議な感覚がしていた。
そんな日々を過ごしていたら、いつもの店に呼び出されて、仕事終わり急いで向かえば呼び出した張本人は、もうアルコールを浴びるように飲んでいた。
｢お待たせしました、って...もう飲んでるの？｣
TN｢Aがおせぇから待てなかったの。まぁ、座れよ。｣
岩さんの向かい側に座って、取り敢えずあたしも生中を頼む。
乾杯って岩さんとジョッキを合わすと、半分ぐらいまで飲み干す。
TN｢...いい飲みっぷりじゃん。｣
｢喉が乾いてたの、｣
半分本当、半分嘘。
喉も乾いていたけど、頭の中にいる臣さんをどうにかして消したかったのも理由の一つ。グズグズに酔ってしまえば、忘れられるかなぁ...何てそんな考え。 そんなことしたって、いなくなんてならないこと、本当はわかっているのに。
｢...で、今日はどうしたの？｣
TN｢最近さぁ、臣さんと会った？｣
｢...そう言えば、会ってないかも。どうかした？｣
TN｢...いや、臣さん最近元気ねぇからさ。何か知ってるかなぁって思ってさ。｣
岩さんの言葉が胸に突き刺さる。自惚れじゃなければ、きっと最後に会った日のことが原因だろう。あの日最後に見た、俯く臣さんの姿が脳裏に浮かんでかき消すように、またアルコールを流し込む。
TN｢...その様子じゃなんか知ってるだろ、｣
やっぱり岩さんは鋭い。隠し事はできないようになってるんだなぁ。
｢...うーん、あたしの自惚れじゃなかったら。｣
TN｢この前臣さん家にご飯作りに行った時、何かあった？｣
｢...知ってたんだ。普通にご飯作って食べて、その後哲也さんから呼び出されちゃって...。｣
また哲也さん？とでも言いたそうに、岩さんがため息をつく。
TN｢まさかその呼び出しに、のこのこ行ったんじゃないよね？｣
｢...だって断る理由もないし、｣
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凛(プロフ) - Hiromiさん» こんばんは☆彡お待たせしてすみませんm(_ _)m亀更新ですが、また来てください(^^) (2017年3月23日 21時) (
レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - こんにちは☆更新待ってました！ありがとうございます (2017年3月23日 10時) (レス) id: 85818202fb (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - わかりました！ (2016年11月26日 0時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひかるさん» 強制的にフラグがたってしまったので、リンクさせているとこちらのお話もフラグをたてなければいけなくなった為、一度リンクから外させてもらいました。ですので、ご覧になる際はお手数ですが、作者の作品を全表示からきていただけるとご覧頂けるかと思いますm(_ _)m (2016年11月25日 18時) (レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 太陽と向日葵は消したんですか？ (2016年11月25日 18時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2016年11月17日 21時
