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誰もが幸せになる恋なんて、この世にはないと思う。
そんな平等に世間が出来ていれば、失恋も不倫も片思いも存在しない。
誰かが幸せならば、その影で誰かが泣いている。私はAには泣いてほしくない。もっと、幸せになれる方法があると思うから。お願いだから気付いて...、あなたのことを思ってる人の存在に。
仕事終わりにスマホを見れば、
"いつもの場所に集合！"
なんてLINEが入っていて。
マネージャーさんの送りを断って、いつものお店へ急ぐ。顔馴染みの店員さんに、奥の個室へ案内されれば既に約束の相手は来ていた。
TN｢お疲れ〜い、｣
WO｢すいません、遅くなっちゃって。｣
TN｢大丈夫、俺も今来たところだから。｣
何飲む？ってメニューを渡してくれるのは、事務所の先輩の岩田さん。Aと仲が良くて、たまたま事務所の飲み会で話をした時、Aと哲也さんの話になって...。何故か相談相手になっていた。岩田さんもAの気持ちには気付いていたみたいで、散々哲也さんのことは諦めろって言ってきていたらしい。
驚くほど考えが合った私達は、こうして定期的に飲み会と言う名の報告会を開いている。
WO｢...で、何かあったんですか？｣
お互い飲み物が届いて、乾杯をすませたあと頃合を見計らって聞いてみる。岩田さんから連絡がある時は、だいたい何か進展があった時や、話したいことがある時。前は、登坂さんがAのことを好きだと聞いた。
TN｢それがさ〜、何かややこしいことになりそう。｣
WO｢え、...どうしてですか？｣
TN｢...まずさ、この前Aが臣さんと帰ったって話聞いた？｣
WO｢チラっとだけ。そんな詳しくは聞けてないんですけど、...｣
TN｢...あの2人、朝まで一緒にいたらしいんだよ。｣
WO｢それって、｣
TN｢そう、一線を越えちゃったわけ。｣
淡々と話してるけど、内容はとてつもなく強烈で。一瞬思考回路が止まる。...なんで？いつのまに登坂さんとAが...？
TN｢...まぁ、簡単に言えば臣さんの優しさに、Aが甘えたって感じかな。だいたい臣さんはAには甘すぎるぐらいだしね、｣
WO｢じゃあ登坂さんはAに気持ち、伝えたんですか？｣
TN｢うーん、...それは言えてないみたい。ただ辛い時は頼って...みたいな感じでは言ってるみたいだけど。｣
WO｢でもそれって、｣
TN｢まぁ、...簡単に言えば一方通行だよね。Aは臣さんの気持ち知らないし。｣
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凛(プロフ) - Hiromiさん» こんばんは☆彡お待たせしてすみませんm(_ _)m亀更新ですが、また来てください(^^) (2017年3月23日 21時) (
レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - こんにちは☆更新待ってました！ありがとうございます (2017年3月23日 10時) (レス) id: 85818202fb (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - わかりました！ (2016年11月26日 0時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひかるさん» 強制的にフラグがたってしまったので、リンクさせているとこちらのお話もフラグをたてなければいけなくなった為、一度リンクから外させてもらいました。ですので、ご覧になる際はお手数ですが、作者の作品を全表示からきていただけるとご覧頂けるかと思いますm(_ _)m (2016年11月25日 18時) (レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 太陽と向日葵は消したんですか？ (2016年11月25日 18時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2016年11月17日 21時
