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自分の家ではない、ソファに座ってソワソワする心をどうやって落ち着けようかと無駄な抵抗をしてみる。
あれからあたしが用意したご飯を、美味い美味いって全部たいらげてくれた臣さん。さすがにお釜を空にしたのには、ちょっとビックリしたけど...。
口の端にご飯粒をつけて、
｢うまぁ、...Aちゃん天才｣
って笑った顔は少年みたいで、ちょっとキュンとした。
その後、お風呂に入ると言う臣さんに、適当に寛いでてって言われて今に至るけど。片付けも済ませて、やる事がなくなったあたしは手持ち無沙汰で、落ち着かない。勝手にテレビをつけることすら躊躇われて、仕方なくこの前とった携帯ゲームでもしようと、スマホを手に取った時、タイミングよく鳴る通知音。
たった一行。でも、あたしの心を乱すのには十分だ。
『今、何してる？』
『ご飯食べ終わった所です。』
『家？』
『友達の家です。』
さすがに登坂さんの家とは言えず、友達の家とだけ伝える。哲也さんとこんなにテンポよくやり取りをするのは、結構珍しいことで。何かあったのかな？とか変に勘ぐってしまう。
『...今から会えないかな？』
少し間が空いて返ってきた返事に、心臓がドクリと跳ねる。...会いたい、でも今は...、
『今から、ですか？』
『うん、だめ？』
ダメじゃないけど、...けど...
返事に困っていると、また鳴る通知音。
｢、っ、｣
『Aに会いたい、』
その１文であたしの心は決まってしまった。だって、哲也さんがあたしを求めてる。
『わかりました、どこに行けばいいですか？』
迷わずそう返したあたしに、家においでって返事がくる。
すぐに荷物をまとめて、臣さんに帰ることを伝えようとしたら、タイミングよくお風呂から出てきた。
OM｢...あれ、どうしたの、｣
｢ごめんなさい、あたし帰ります。｣
OM｢どうしたの急に、｣
上半身裸で濡れた髪をタオルで拭いている臣さんは、色気が半端なくて直視できない。
｢...ちょっと、用事ができてしまって。｣
OM｢......もしかして、哲也さん？｣
臣さんから零れた言葉に驚いて、顔を上げると真っ直ぐあたしを見る臣さんと視線が交わる。
OM｢...何でって顔してる。当たりだ、｣
｢...えっと、｣
OM｢...ねぇ、行かないでって言ったらどうする？｣
｢え、...｣
OM｢...哲也さんのところに、行かないで。｣
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凛(プロフ) - Hiromiさん» こんばんは☆彡お待たせしてすみませんm(_ _)m亀更新ですが、また来てください(^^) (2017年3月23日 21時) (
レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - こんにちは☆更新待ってました！ありがとうございます (2017年3月23日 10時) (レス) id: 85818202fb (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - わかりました！ (2016年11月26日 0時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひかるさん» 強制的にフラグがたってしまったので、リンクさせているとこちらのお話もフラグをたてなければいけなくなった為、一度リンクから外させてもらいました。ですので、ご覧になる際はお手数ですが、作者の作品を全表示からきていただけるとご覧頂けるかと思いますm(_ _)m (2016年11月25日 18時) (レス) id: 130278c935 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 太陽と向日葵は消したんですか？ (2016年11月25日 18時) (レス) id: 90b57cad57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2016年11月17日 21時
