24話 ページ29
Aside
.....こ、これは一体どういう状況なんだろう.....
さっきから勝己くんの視線がすごく痛い.....！！
どうして！？うどん食べてるだけなんだけど！猛烈に食べづらい！！心臓バクバクしすぎて心臓発作起こしそうだよ！
「え、なに？アンタ爆豪になんかしたの？さっきからアンタのことすごい見てるけど」
「え、えぇ....？全然わかんないよ....あ、あんなに見つめられたの初めてだし....えへへ、なんか照れるなあ....」
「.....うん、アンタはそういうやつだったね」
「え、それどういう意味？」
呆れたように笑う響香ちゃんを横目に、勝己くんのほうをチラッと見れば、そこには切島くんたちに囲まれて怒鳴り散らしているいつもの勝己くんの姿が。
こ、ここは話しかけてみるべき？いやでも、まだ作戦の途中だし.....も、もしかしたらわたしを見てるわけじゃないかもしれないし.....？
頭をぐるぐる回してるうち、響香ちゃんに「麺、伸びるよ」と言われ、急いで箸を動かし始める。
「A、麺すするの下手だね」
「うっ.....昔からなかなか上手く出来なくて.....勝己くんによく笑われてた、」
「あの、加美山さん」
「はい？」
振り返ると知らない男の子が立っていて、「話があるんだけど、今日の放課後って空いてるかな？」と聞いてきた。
.....この人、確か普通科の.....わたしに何の用だろ？
「う、うん。空いてるよ」
「そっか、なら良かった。じゃあ放課後、一階の空き教室に来てもらえるかな？」
「あ、はい。分かった」
それだけ告げると、その男の子はじゃあ、と言って食堂から出ていった。
長い沈黙のあと、響香ちゃんは「今のって、絶対告白するつもりだよね」と言ってきた。
こ、ここここ、ここkここ、こ、告白！？！ま、まさか！ありえない！だって、あの人と喋ったこともないのに！
「顔真っ赤。ほんっと初心だね」
「だ、だって....響香ちゃんがこ、告白とかいうから....」
「.....ま、とりあえず早く食べよ。もう昼休み終わっちゃうし」
「う、ん。そうだね....」
告白、告白かあ.....人生で一度もされたことなかったけど、もし本当に告白なら.....ちゃんと断らないとなあ。断れるかどうか不安しかないけど....
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ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 田んぼさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2018年8月9日 22時) (
レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
田んぼ - 面白かったです♪続き楽しみにしてます！(^-^) (2018年8月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 238af52e71 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ふぅ君さん» 返信が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした！！まだまだ未熟な私の作品を読んでくださり本当にありがとうございます！！ふぅ君さんの小説、とても興味があるので見たいのですが、なんという作品ですか？ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - まいこさん» 返信が遅れて本当に申し訳ありません！！そう言ってもらえるととても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ君 - 面白いです(*≧∀≦*) 僕の小説もこんな感じになってほしい(切実) (2018年3月25日 4時) (レス) id: 46fef89fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴリラ好きの人間。 | 作成日時：2017年8月10日 0時
