14話 ページ19
Aside
「おはよー....ってうわあああ！！？なに、そのノイローゼみたいな顔！」
響香ちゃん、わたしそんなにひどい顔してた？
そう返す気力もなく、項垂れるわたしを「どうした....？」と心配してくる。
うん。その優しさは嬉しいけど、奇妙なものを見る目でわたしを見るのはやめて？
「うぅ〜〜、響香ちゃん〜....聞いて、あのね、わたし....勝己くんにひどいこと言っちゃったの.....」
「あーうん。何となく察した。それで、アンタはそんな今にも死にそうな顔をしてるってワケね？」
察しが良すぎやしないかい？？？もう名探偵レベルだよそれ！
さすが響香ちゃん。そういうところ好き！
「どうしよう.....勝己くんに嫌われちゃう......そうなったら遠くから見つめることしかできなくなる......つらい....」
「それ普段と変わんないじゃん。ストーカー度がアップしただけじゃんか。ていうか、爆豪はそれくらいでアンタを嫌いにならないと思うよ」
「響香ちゃん.....！」
「え、何その顔....なんかすごい腹立つ....」
「やっぱ持つべきものは友だね....へへ、響香ちゃん大好き」
「あーハイハイ。分かったから抱きつくな」
しばらく響香ちゃんに相談していると、ガラガラッと大きすぎるドアを開けて、勝己くんが教室に入ってきた。
ひえっ、気まずすぎるーーー！
と、とりあえずリュックで顔を隠そう！
「アンタ何してんの....ほら、爆豪いつも通りじゃん。あんま気にすることないって」
「ほ、ほんと....？」
恐る恐る顔をあげて見てみると、いつも通り切島くん達と一緒に遊んで(※絡まれて)いる勝己くんの姿があった。
わたしはホッ、と息を吐いた。
まあ、わたしなんかの言葉で勝己くんが傷つくわけないかあ....
.
「よ！加美山！」
「あれ、切島くんに、瀬呂くんと上鳴くんまで！どうしtってえ、え、な、なに、どうしたの」
三人に囲まれるようにして、人気のないところに連れてこられた。
三人の顔はとても深刻で、わたしは思わず固唾を飲む。
も、もしかしてわたし何かしちゃったかな？！
「あのさ....最近、爆豪の機嫌がいつにも増して悪くなっているんだけど、何か心当たりないか？」
「.....へ？」
勝己くんは年中無休で機嫌が悪いと思うんだけど....(何気に悪口)
間の抜けた声を出したわたしに、「もうマジでやべーんだよ！加美山助けてお願いー！」と詰め寄ってきた上鳴くん。
....エッ泣いてるの！？
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ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 田んぼさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2018年8月9日 22時) (
レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
田んぼ - 面白かったです♪続き楽しみにしてます！(^-^) (2018年8月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 238af52e71 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ふぅ君さん» 返信が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした！！まだまだ未熟な私の作品を読んでくださり本当にありがとうございます！！ふぅ君さんの小説、とても興味があるので見たいのですが、なんという作品ですか？ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - まいこさん» 返信が遅れて本当に申し訳ありません！！そう言ってもらえるととても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ君 - 面白いです(*≧∀≦*) 僕の小説もこんな感じになってほしい(切実) (2018年3月25日 4時) (レス) id: 46fef89fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴリラ好きの人間。 | 作成日時：2017年8月10日 0時
