11話 ページ16
Aside
現在の状況。
爆豪vs轟、再戦！
いやどういうことなのこれ！！
「....半分野郎ォ.....テメェ何そんなAの肩持ってんだ？あ”？」
「別に肩を持ってるワケじゃない。事実を言っただけだ」
もうやめて轟くん！！何故だか知らないけど、勝己くんの目がどんどんつり上がっているから！
そのとき、いつの間にかわたしの後ろにいた切島くん、上鳴くん、瀬呂くんの三人が「おい加美山、アイツらが暴れ始める前に何とかしてくれ！」とわたしの背中をグイグイ押してくる。
それは遠回しに死ねということですか！？
「いやいやいや無理だって！あんなところに入る自信ないよ！！わたしが死ぬ未来がみえるもん！！」
「大丈夫だ！！お前なら爆破されない！俺達、いやこの場にいる全員が保証する！！だから行ってこい！」
「なんの保証なのそれ！？ってちょあんま押さないでよわっ！！」
強い力で背中を押されて、わたしは轟くんの背中に抱きつく形となった。
.....その瞬間、空気がさらに悪くなったような気がした。
「....？どうした、加美山」
「ええええっと、その、あのっ、ご、ごごごめんなさいぃぃ！！」
すぐさま離れて、直角90度で頭を下げたけど....ちょっと待って頭をあげるのが怖い。
だって、轟くんを抱きしめた瞬間の勝己くんの顔が放送事故レベルのものだったから。ほんとなんでそんなに怒ってんの勝己くん！？
「いや、別に気にしてねぇから.....というか、加美山はすげェ暖かいんだな」
「え？あ、まあ....わたし子供体温だから....」
「俺を無視すんなクソが！！！」
BOOM！！という爆発音が聞こえて、思わず身体がビクッと震えた。
轟くんはそんなわたしを見て、「無視なんかしてねェ。つーかやめろ、加美山が怖がってるだろ」と勝己くんに言い返した。
轟くんがジェントルマンすぎてやばい。
優しさの塊だ！
「あ”ぁ！？んなの知るか！そんなクソブス、どうなろうが俺にとってはどーでもいんだよ！！」
「？じゃあ何でそんなに怒ってんだ？」
「そーいうテメェこそ、何でそんなに俺に突っかかってきてんだよ！そのクソブスのことが好きなのか！？」
「.....加美山は、俺の大事な友達だ。好きに決まってるだろ？だから、悪口を言われたら腹も立つし怒る」
結論:轟くんは友達思いのイケメン。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 367人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 田んぼさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2018年8月9日 22時) (
レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
田んぼ - 面白かったです♪続き楽しみにしてます！(^-^) (2018年8月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 238af52e71 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ふぅ君さん» 返信が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした！！まだまだ未熟な私の作品を読んでくださり本当にありがとうございます！！ふぅ君さんの小説、とても興味があるので見たいのですが、なんという作品ですか？ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - まいこさん» 返信が遅れて本当に申し訳ありません！！そう言ってもらえるととても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年4月28日 3時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ君 - 面白いです(*≧∀≦*) 僕の小説もこんな感じになってほしい(切実) (2018年3月25日 4時) (レス) id: 46fef89fcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゴリラ好きの人間。 | 作成日時：2017年8月10日 0時
