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次の日の部活で及川さんが初合宿が行われると言った
「だから、詳しく書かれたプリントは後で配るね!」
そう言い
監督が今回の参加メンバーを発表した
「及川、岩泉、松川、花巻、矢巾、渡、国見、金田一、望月、以上だ」
「え!俺もっすか!?」
蒼太は嬉しそうに言う
「ああ、お前今日から一軍に混ざれ」
という事は、蒼太は一軍昇格する日は近いだろう
上手くいくと来年はレギュラー入かもしれない
まあ、どうでもいいのだけれど
「それじゃあ解散!みんなかえっていーよ!!」
及川さんの言葉でみんながそれぞれ動き出す
「な!A!俺凄くね」
いかにも褒めてオーラを出す蒼太
「うん、そうだね」
この言葉に不満を持ったのか
「俺の事をAはもっと褒めるべきだと思います!」
そう言ってきた
「はい、すごいすごい。頑張ったね」
そう言いながら頭を撫でてあげると蒼太はとても嬉しそうに
「だろ?」
と笑顔で言ってきた
その顔がすこし夏也先輩に似ていた気がした
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作者名:歌恋 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2021年10月29日 16時