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友情を捨てた
そして水泳に打ち込んだ
なのに何も変わらなかった
私はもう何をすればいいかわからなかったから
強くならなきゃいけない
弱いとみんな離れていくから。
そう思った
強ければ、誰かが憧れて入部してきてくれる
その子は必死に私に追いつこうとする
ライバル意識を燃やしてくれる
本気で挑んできてくれる
でも、いつかはそれも終わる
勝てないと悟り、自分勝手に消えていく
じゃあどうすればいいの？
私はきっとずっとひとりで泳いでた
チームなんて上辺だけのものだったんだから
「及川さんたちのバレーは見てて羨ましいです」
本物のチームだから。
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2021年10月29日 16時
