◇ ＷＥＳＴの歌姫。５

◇． ページ37

藤井side








藤｢神ちゃん､上手やな〜｣


神｢でもこれAに教えてもらってんけどな｡笑｣


藤｢あ､そうなん？｣


あ｢なうぇすとで流星の編み込みした時？｣


神｢そうそう！｣


藤｢あ〜､あの時か｣









メンバー1手先が器用なAは
手芸とかも得意で 結構何でも作れる｡



本人曰く細かい､地味な作業が好きらしい｡









……俺は考えられへんな｡









藤｢…そういやその時､重岡さんも桐山さんの
ヘアスタイリングされてましたよね？笑｣


神｢あのチクチクのやつ｡笑｣


藤｢あのワックスのやっばいやつ｡笑｣


あ｢…やめて｡
せっかくそれ思い出さへんようにしてたのに…｣


重｢…………｣ﾈｼﾞﾈｼﾞ


神｢…ネジネジしてるで｡笑｣


あ｢……不安と恐怖しかない…｣


神藤｢｢…w｣｣









でも照史の時とは違くて
Aの髪を触るシゲの手は優しい｡


やっぱりAやからかな｡









なんて言うか､
大切なもんに触れるように､丁寧な感じ｡









重｢……よっしゃ､完成や！｣


神藤｢｢お！｣｣


あ｢ちょ…誰か確認してぇ｣


神｢！……おぉ…？笑｣


あ｢え､なに…？｣


藤｢！……ん？笑｣


あ｢ちょっと…？｣


重｢星！凄ない？♪｣


あ｢ほし…？｣









シゲがやった方の頭には､星型…
と言っていいか分からへんけど､

本人曰く星の形をヘアピンで
表現したらしい｡









神｢…ネジネジどこいった？笑｣


藤｢めっちゃしてたのに1個もないで？笑｣


重｢それが したはずやのに､
星作ってたらなくなってん！なんで？笑｣


あ｢こっちが聞きたいわ…！｣









＊




あ｢じゃあ次は私のターンやな…♪｣


神｢え？｣








◇

◇．→←◇．ヘアアレンジ

今日の1曲

青空願ってまた明日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す