◇ ＷＥＳＴの歌姫。７

◇． ページ21

小瀧side








あ｢あ〜凄かったねぇ｣


小｢1番前やったらびしょ濡れ確定やで！笑｣


あ｢ねっ｡笑｣









イルカのショーが久しぶりやったっていうAは
見てる時 めっちゃ楽しそうで､

子供みたいに目をキラキラさせてる姿は
ホンマに可愛かった｡









あ｢はぁ〜久しぶりにリフレッシュ出来た気がする〜｣


小｢仕事続きやったしな｣


あ｢改めてお疲れ様でしたぁ｣


小｢お疲れ様でしたっ｣


あ小｢｢……ふふっ｡笑｣｣









薄暗い中でも分かるくらい､
俺を見上げてふわっと笑うAは綺麗で｡




普段よりもドキドキするのは
雰囲気のせい？ふたりきりやから？









ｰｰ


ｰ









あ｢今日はありがとぉ…と､ご馳走様でしたっ｣


小｢Aも運転ありがとな？｣


あ｢ううん､全然｣ﾆｺ









水族館を出た後
近くのカフェで夜ご飯を食べて
今日のデートは終了｡



まだ一緒におりたいけど…
明日仕事やししょうがない( ´･ω･`)









小｢……A､はいコレっ｣


あ｢…えっ！｣


小｢でっかいバージョン♪俺からのプレゼント｣


あ｢え､ホンマに…？
ていうか 大荷物はこれやったん？笑｣


小｢そ♪笑｣









Aが車のダッシュボードの両端に置く用にと
亀とサメの小さいぬいぐるみを買ってて｡


大きいのも欲しそうにしてたから､
亀の方だけこっそり買ってた｡









あ｢ありがとう､大切にする｣ﾆｺ


小｢……じゃあ｣


あ｢ん？｣



(( ちゅ ))



小｢…ってほんまは､俺がそっち側やねんけど｡笑｣









俺が送り届けられてる､ってのが
ちょっとかっこ悪いけど｡


水族館で我慢してた分､
最後くらいええやんな？って頬にキスをした｡









…唇やと､ホンマに帰られへんくなりそうやし｡









あ｢…明日､仕事頑張ってな？｣ﾆｺ


小｢ありがと｡Aも気をつけて帰ってや？｣


あ｢はぁい｡じゃあまたね｣









◇．デート＿Nozomu

◇．真実→←◇．

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