検索窓
今日:8 hit、昨日:15 hit、合計:202,862 hit

◇. ページ6

濱田side









その日、収録が終わってのことやった。



トイレを済ませて帰ろうとした時、
プロデューサーさんとスタッフさんが話してるのが
たまたま聞こえてん。









P「ジャニーズWEST、最近頑張ってるよねぇ」



ス「そうですね、全員関西出身なのでノリもいいですし」



P「ただ…惜しいんだよねえ」



濱田「(惜しい…?)」



P「せっかく女の子がいるのに、なんでそれ使わないかなあ?」



P「女の子がいる分 他のジャニーズより仕事も取りやすいと思うのにねぇ。笑」



濱田「(は……?)」



P「ほら最近Aちゃん、色気も出てきてるし」



ス「はぁ、」



P「…年齢的にも全国ネットのレギュラー番組だって欲しいでしょ、彼ら。笑」









全国ネットのレギュラー番組が決まる代わりに
Aがコイツと一晩過ごす、そういう内容やった。









ここで出て行ってそのプロデューサーに
一言ガツンと言えたならかっこよかったんやろうけど、



その一言で今までの俺たちの努力を
水の泡にするのは嫌やったから そこはグッと耐えた。









濱田「(ふざっけんなや…っ)」









けどそれからもモヤモヤしたイライラした気持ちは
治まらへんくて強くもないお酒を飲んで。





無性にAに会いたくなって、
家に会いに行ったんは覚えてる。









でもそこからの記憶が曖昧で…。









『濱ちゃん…、っ』



濱田「っ…!」









ただ最後にある記憶は
Aが目いっぱいに涙を溜めてそう言った事と、



最低な事した、っていう
どうしようもないくらいの罪悪感が込み上げてた事。



















濱田「(アカン、なんか、頭痛い…)」ガンガン









◇.→←◇.約束



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (227 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年10月9日 23時) (レス) id: fdfb369b07 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。メンバーの体調不良に気付くみたいだね。神ちゃんの看病するみたいだね。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: baaab4d872 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 優子さん» コメントありがとうございます('・ェ・`)のんちゃんにご飯作ってもらいたいですよね...( ˙-˙ )笑 (2018年7月15日 21時) (レス) id: 5668a9a493 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。のんちゃん優しいですね。主人公ちゃん集中してたみたいだね。 (2018年7月15日 20時) (レス) id: baaab4d872 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - くっきーもんすたーさん» コメントありがとうございますー!!頑張ります!!(神ちゃんは天使( ˙-˙ )) (2018年7月13日 22時) (レス) id: 5668a9a493 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なの | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。