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一話 ページ2

シラ side

心地よい風が吹き、木の葉が揺れる音が
神秘的な森の中で、

【いや、キモ()】

口を慎むんだAよ。()

【さーせんした】

このうるさい奴はA。
私の中にいるもう一人の人格というやつだ()

【いやお前語彙力皆無かて】

良い加減黙らないと潰すぞ。

おっと、いけないいけないちょっと素が…()


いや、こんな事を脳内で言っている暇はない

なぜなら…









.








知らない奴らに追いかけ回されているから!!!!(クソデカボイス)

sir「なんで追いかけて来るんですかあぁああ!!!???」

??「お前が逃げるからやろ!!!」

??「先輩煩いっす」


走りながらコントすんなこのコンビが!!!!(ブーメラン)

【俺、変わる?】

sir「いや、走るの久しぶりで楽しいからいいわ」

【うっわ、皮肉かよ。クソが()】

sir「フッ…()」

そう!最近はAに全然変わっていないのだ!(ドヤ【なんでやねん】)

マウントを取ってやった…(優越)


??「コネシマさん!!右行ってください!挟みましょ!!」

??「おう!!」

sir「チートだろぉぉおお!!!!??」


そしてついに森で一番大きい木のところで追い詰められてしまった。

この少児性愛者が!!

僕に近づくな!!!()

【分かりやすくピンチやなぁ…】

呑気すぎる!!体主がピンチなのに精神のお前はなんで
そんなピクニック中みたいなテンションなん!?!?

もっと焦れよ!!!!

??「はぁ、お前足速いな!」

??「ちょっと付いてきてくれん?
偉い人が呼んどるんよ」

【こいつら分かりやすく怪しいな、透明くんたちに知らせれば?】

この状況からどうしろと?

【気合いで頑張れ!!】


sir「えと…良いですけど、少し行きたいところがあるので…」

??「俺らも付いて行ってええ?」

ヘルメットを着けた人は僕の背丈に合わせて優しく喋りかけて
くれている。

ガキ扱いは困る。()

というか付いてこさせて良いんかな?

【まぁ、…一応待たせとけばええんちゃうか】

そうするか。

sir「えと…あんまり付いてきてほしくない…です…」

??「そか…ここで待っとればええん?」

sir「はい…」

そう返事をしてゆっくり森の奥へと戻る。

透明くんとはたまに森の中をふわふわ浮いている
顔がよく見えない半透明の何かのことたちである!()


しばらく歩いているととても大きい切り株のところに来た

ここは、いつも透明くん達が集まって何かをしている
ところだ。

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作者名:きゃらめるらて | 作成日時:2021年5月20日 17時

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