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坂本side
「え、寝た？」
手洗いに立って戻ってくると、
Aがテーブルに突っ伏せていた。
揺らしても起きない。
ひとまず、Aのマネージャーに電話をした。
突然俺が電話したものだから、
Aになにかあったのかとマネージャーは驚いた様子。
明日のスケジュールを確認すると
「午後から」という返答だったので、
このままうちで寝かせることにした。
「一緒に呑んでいたら、酔っ払って寝てしまったから」と簡潔に説明すると、
「珍しい」と言ってさらに驚いていた。
電話を切ったあと、
Aの身体を持ち上げてベッドに移動させた。
「まだ子供だな……」
寝顔は非常にあどけなく見えて、
思わずそんなことを呟いていた。
とはいえ、
この子供みたいな顔で
計り知れない程の悩みを抱えているのだと思うと
胸が苦しくなる。
Aが男性恐怖症であることも
さっき初めて知った。
恐らく5年前のあの一件は、
想像した以上に心的負担になっていたのだろう。
他にも何かあったのかもしれない。
言いたくないことは言わなくていいけど、
一人きりで抱え込むのは心配。
だったらせめて俺は、
Aにとってずっと安心できる存在であり続けたいと思う。
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ﾖ-ﾘﾝ(プロフ) - tataichihi0719さん» そのように言って頂き、とても嬉しいです！最後までお付き合い頂けますと幸いです。 (2021年2月3日 0時) (
レス) id: 3d151d95ac (このIDを非表示/違反報告)
ﾖ-ﾘﾝ(プロフ) - わーいなんださん» 嬉しいコメントをありがとうございます。これからも楽しんで頂けるよう、頑張ります！ (2021年2月3日 0時) (レス) id: 3d151d95ac (このIDを非表示/違反報告)
tataichihi0719(プロフ) - 続きが待ち遠しいです！ (2021年2月3日 0時) (レス) id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
わーいなんだ - 一作目、二作目とどちらも楽しく読ませてもらっています！ (2021年2月2日 15時) (レス) id: 3110676615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾖｰﾘﾝ | 作成日時：2021年1月26日 21時
