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10.腸閉塞 ページ10

岸side

紫耀「いっ…。」
岸「出そうにないか?」
紫耀「…出ない…。…寒い…。」
岸「…寒いのか?」
紫耀「…コクリ。」

俺は紫耀のおでこに手をあてた。

岸「ちょっと熱があるかもな…。」
紫耀「…。」

1回、控え室に戻るか…。
トイレに居続けても身体を冷やすだけだからな…。

岸「紫耀、出ないなら、1回控え室に戻ろうか?」
紫耀「…コクリ。」

俺たちは1回、トイレから出ることにした。

トイレの隅に置いといたトイレットペーパーを流して、トイレから出た。

紫耀に手洗いうがいをさせていた時、神が戻ってきた。

神「あ、紫耀、大丈夫?」
岸「いや…熱もある感じ…。」
神「マジで?マネージャーさんに連絡したら、今日はもう帰っていいって。でね、紫耀を1人で帰せないと思って、岸くんの話もしたら、岸くんも一緒に帰っていいってさ!」
岸「さすが神だな!助かるわ!」
神「紫耀?今日はもう帰って、ゆっくり休みな?」
紫耀「…コクリ。」

俺たちは控え室に戻った。

ガチャ。

廉side

あ、3人一緒に戻ってきた。

廉「紫耀も優太も神も、3人で何してたん?」
岸「悪ぃ。紫耀の体調が悪くて、トイレにいた…。」
廉「え?紫耀、大丈夫なん?」
海人「とりあえず、ソファーに寝かせたら?ぐったりしてるよ…。」
岸「おう…。」
廉「手伝うわ。」

とりあえず、ソファーに紫耀を寝かせた。

廉「顔色悪いな…。」
海人「朝から具合悪かったのかな?」
岸「分からない…。俺、今から紫耀と一緒に帰らせてもらうな…。」
廉「おん。頼んだわ、優太。」
岸「おう。」

何か、疲れきった顔してる…。

紫耀…どうしたん?

神「紫耀の帰り支度出来たよ。」
岸「おう。ありがとな。」
神「マネージャーさん、表に車まわしてくれてるみたいだよ。」
岸「わかった。」

看病してやりたいけど、連日、仕事が入ってるしな…。

岸side

よし、俺も帰り支度出来たから、紫耀を起こして、帰りますか。

岸「紫耀、帰ろうか?」
紫耀「…コクリ。」
岸「今日、俺ん家に泊まれよ?」
紫耀「…ありがとう…。」
廉「表まで、紫耀を連れて行こうか?」
岸「助かる。」
海人「俺も行く!」

みんなで紫耀を支え、3人は午後から再びレッスン。
俺は紫耀を連れて、家に帰った。

紫耀side

お腹が痛い…。

気持ち悪い…。

寒い…。

なにこれ?

俺の身体…どうしたの…?

誰か助けて…。

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hana0924(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年6月21日 18時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - hana0924さん» ありがとうございます!ぼちぼち作っていきますね(o^^o) (2020年6月21日 17時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き待ってます! (2020年6月21日 0時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KC | 作成日時:2020年6月17日 15時

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