32.腸閉塞 ページ32
岸side
家に着いて、まずシャワーを浴びて、洗濯をした。
何か紫耀がいないと寂しいな…。
紫耀…大丈夫かな…。
紫耀side
ん?
今何時?
23時10分…。
喉、渇いたな…。
あ、そういうば、岸くんが冷凍庫に氷を入れてくれてた気が…。
あ、あった。
1個だけ舐めよう…。
ん〜。
冷たくておいしい…。
…。
何か急に寂しくなってきた…。
みんなに会いたい…。
そう思いながら、また寝ることにした。
岸side
さぁ、明日も朝から病院に行こう。
寝室に向かい眠りについた。
紫耀side
紫耀「…ん〜…。」
何か…気持ち悪い…。
目が覚めちゃった…。
02時50分か…。
間に合いそうだから、トイレ行こう…。
ベッドから立ち上がろとした時、一気に込み上げてきた。
近くにあった容器を手に取った。
紫耀「…うっ…げぇぇ…ぇぇっ…ゲホッゲホッ…おぇ…ゲホッゲホッ…。」
岸くん…。
神…。
廉…。
海人…。
誰か…(泣)。
ナースコールを押して、容器を取りに来てもらった。
手洗いうがいを手伝ってもらい、新しい容器に交換してもらってから、また眠りについた。
岸side
ん〜…。
08時30分に目が覚めた。
さて、朝飯食って、病院に行くか!
支度を済ませて、タクシーで病院に向かった。
トントントン。
岸「よっ!」
紫耀「あっ、岸くん…。」
今にも泣きそうな顔の紫耀…。
岸「え?どうした?」
紫耀「…寂しかった…。」
岸「そっか。今日も俺が1日いるからな。」
紫耀「…よかった…。」
安心したかな?
ちょっと表情が変わった。
岸「具合どうだ?夜は寝れたか?」
紫耀「…夜中に1回吐いちゃった…。」
岸「そっか。苦しかったな。1人でよく頑張った。」
紫耀「…うん…。」
岸「…熱は…。」
俺は紫耀のおでこに手をあてた。
岸「…無さそうだな…。」
紫耀「…うん。朝、測ってもらったら、36.8℃だった…。」
岸「ちょっとずつ元気なろうな?」
紫耀「…うん。」
午前中は2人でテレビを見て、午後は2人でお昼寝して…。
お昼寝から起きたら、介助ありで、シャワーを浴びさせてもらって、よっぽど気持ちよかったのか、紫耀がまたウトウトし始めた。
岸「眠い?」
紫耀「…大丈夫…。」
岸「眠かったら、寝ていいぞ?」
紫耀「…うん。」
無意識に紫耀の腹に手をあてた。
まだ張ってる…。
ちょっとずつ出るようにはなってきたから、もう少しの辛抱かな…。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年6月21日 18時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - hana0924さん» ありがとうございます!ぼちぼち作っていきますね(o^^o) (2020年6月21日 17時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き待ってます! (2020年6月21日 0時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KC | 作成日時:2020年6月17日 15時