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28.腸閉塞 ページ28

岸side

少しは落ち着いたかな?

病室内にはまだニオイが結構残っていた。

岸「紫耀、大丈夫か?」
紫耀「…岸くん…(泣)」
岸「どうした?」
紫耀「…いっぱい吐いちゃった…(泣)」
岸「大丈夫。大丈夫。」
紫耀「…うぅぅ…ゲホッゲホッ…(泣)」

俺は背中をさすりながら泣き止ませた。

岸「スッキリしたか?」
紫耀「…コクリ。(泣)」
岸「よかった…。安心した…。」
海人「紫耀?やっほー!!」
神「やっほー!!」
紫耀「海人?神?(泣)」
海人「調子どう?」
紫耀「…大丈夫。」
神「入院に必要なやつ色々と持って来たよ!!」
紫耀「ありがとう…。」

18時50分か…。

海人「ねぇ、紫耀の夜ご飯は?」
岸「絶飲食なんだよね…。」
海人「え!?マジ!?」
神「だから、点滴の数が多いの?」
岸「そう。しかも24時間な…。」
海人「ヤバくない!?」
岸「腹を休ませないといけないからな…。」
神「そうなんだ…。」
紫耀「岸くん?」
岸「ん?」
紫耀「横になりたい…。」
岸「おう。横になろうな。」

とりあえず、紫耀を寝かせることにした。

岸「気にせず寝ていいぞ?いっぱい吐いて、キツかったろ?」
紫耀「…コクリ。」

俺は紫耀の頭を撫でた。

神「寝そうだね…。」
海人「ホントだ…。」
岸「昨日からずっと吐きっぱなしだからな…。」
紫耀「Zzz…。」
岸「よし。寝た…。」

俺たちはソファーの所に移動した。

岸「何か食うか?1階のコンビニに行ってくるけど…。」
神「気にしなくていいよ。」
海人「俺、おにぎり!!」
岸「了解。まぁ、適当に買ってくるわ。」
神「うん。」

俺は1階のコンビニに向かった。

廉もあとから来るから、廉の分も買っとくか。

適当に買って、俺は病室に戻った。

岸「ただいま…。」
海人「おかえりー!!」
神「おかえり。」
岸「なんにも無かったか?」
海人「うん!!ずっと寝てたよ!!」
神「ちょっとモゾモゾ動いてたけど、起きなかった。」
岸「そっか。あ、ほら、コンビニで色々と買ってきたぞ。」
海人「わーい!!」

紫耀が寝てる内に食わないとだろうな…。

俺たちは急いで、夜ご飯を食べた。

廉が来たら、みんなの仕事のスケジュールを聞こうかな…。

なるべく紫耀が1人にならないように、予定を組まないとだな。

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hana0924(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年6月21日 18時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - hana0924さん» ありがとうございます!ぼちぼち作っていきますね(o^^o) (2020年6月21日 17時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き待ってます! (2020年6月21日 0時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KC | 作成日時:2020年6月17日 15時

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