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25.腸閉塞 ページ25

岸side

しばらくして、看護師さんが来た。

看護師「失礼しまーす。」
岸「紫耀、起きて?」
紫耀「…ん?」
岸「熱、測ろう?」
紫耀「…う〜ん。」
看護師「平野さん、熱を測りましょうか?」
紫耀「…は〜い…。」

ちょっと寝ぼけてるな…。

ピピピ…。

看護師「37.9℃ですね…。」

ちょっと上がってる…。

看護師「ご気分はどんな感じですか?」
紫耀「…身体がダルいのと、気持ち悪いのと…、お腹が少し痛いですかね。…。」

熱が上がってきてたから、さっき、横になった時、すぐ寝に入ったんだな…。

気付いてやればよかった…。

看護師「点滴の準備してきますね。」
岸「お願いします。」
紫耀「…疲れた…。」
岸「あとは点滴だけだから、横になってても大丈夫だと思うぞ?」

身体がダルいんだろうな…。

看護師さんが点滴を持って戻って来た。

絶飲食の間の命綱。

24時間の点滴…キツイだろうな…。

一応、シャワーの時は看護師さんが対応してくれるらしい。

点滴もしてもらって、看護師さんが出て行った。

岸「紫耀?」
紫耀「ん?」
岸「俺、マネージャーさんに電話してくるな?」
紫耀「うん。…ごめんね。」
岸「気にするなって!寝てていいからな?」
紫耀「…うん。…ありがとう…。」

俺はマネージャーさんと、神、廉、海人にも連絡を入れた。

仕事の方は何とか別にズラせそう…。

病院で必要な物は、神と海人が買ってきてくれる。

廉は夜にしか来れないみたい。

それぞれ連絡を済ませて、俺は病室に戻った。

岸「ただいま〜…。」
紫耀「Zzz…。」

あ…寝てる…。

俺も少しソファーで横になろうかな…。

しばらくして…。

紫耀「…岸くん…岸くん…。」
岸「ん?どうした?」
紫耀「…トイレ行きたい…。」
岸「わかった。」

手の甲に点滴してるから、ちょっと不便なんだよな…。

紫耀をトイレに座らせた。

岸「終わったら呼べよ?」
紫耀「…うん。」

14時10分か…。

紫耀「…終わった。」
岸「おう。開けるぞ?」
紫耀「うん。」

点滴してるからか、小の方は問題ないみたいだな。

点滴の所が濡れないように手を洗って、ベッドに戻った。

紫耀「…岸くん?」
岸「ん?」
紫耀「…お昼ご飯…食べてきていいよ?」
岸「え?」
紫耀「俺の事は気にしないで…。」
岸「大丈夫だよ。紫耀の方こそ気にするなって。」

優しいな…紫耀は…。

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hana0924(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年6月21日 18時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - hana0924さん» ありがとうございます!ぼちぼち作っていきますね(o^^o) (2020年6月21日 17時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き待ってます! (2020年6月21日 0時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KC | 作成日時:2020年6月17日 15時

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