10.ノロウイルス ページ10
海人side
海人｢岸くん、着替えよう？｣
岸｢…うん。｣
海人｢適当に服持ってきていい？｣
岸｢…うん。｣
俺は岸くんに服の場所を聞いて、寝室に取りに行った。
岸side
あぁ…ダメだ…。
ずっと気持ち悪い…。
今、紫耀が掃除してくれてるから我慢しよう…。
海人｢服、あったよー。これに着替えよう？｣
岸｢…うん。｣
服を着替えて、次に熱を測った。
海人｢はい、次、熱測ろう？体温計、どこ？｣
岸｢そこにある、救急箱の中…。｣
海人｢あった！はい、どうぞ！｣
岸｢…ありがとう…。｣
吐きそう…。
ピピピ…。
海人｢…37.5℃。熱あるね…。｣
岸｢…ホントだ。｣
やべぇ…まぢで…やべぇ…。
海人｢はい、次、水分補給しよ？｣
岸｢…お、おう…。｣
海人からスポーツドリンクを受けっとはいいけど…、今飲んだら、絶対に吐く…。
海人｢飲まないの？｣
岸｢…。｣
海人｢岸くん？飲まないの？｣
岸｢の、飲むよ…。｣
ｺﾞｸ…ｺﾞｸ…ｺﾞｸ…。
やべぇ…一気に上がってきた…。
俺は急いで口を抑えた。
岸｢ブハッ…。｣
海人side
やっと飲んでくれた。
凄い渋々だけど…。
少し飲んだところで、いきなり口を抑えたかと思ったら、手の周りと指の間から、全部出てきた…。
岸｢ブハッ…。｣
手の周りと指の間から、噴射したのがいろんな所に付いちゃった…。
ポタ…ポタ…ポタ…。
海人｢岸くん、大丈夫!?｣
岸｢…ﾌﾙﾌﾙ…。｣
とりあえず、紫耀を呼ぼう…。
海人｢紫耀ー!!来てー!!紫耀ー!!｣
紫耀side
さて、掃除しますか。
とりあえず、嘔吐物を拭き取ろう…。
で、このマットは処分させてもらおう。
床もちょっと汚れてたから拭いて、壁も拭いて…。
こんなもんかな…。
掃除が終わりかけた頃に、リビングから、海人の叫ぶ声が…。
海人｢紫耀ー!!来てー!!紫耀ー!!｣
何？何？
どうした？
俺は急いで片付けて、リビングに向かった。
紫耀｢どうした?!｣
海人｢岸くんが吐いちゃった…。｣
紫耀｢ちょっと待って、袋持ってくるから。｣
俺はキッチンから袋を持ってきて、岸くんの口元に持っていった。
紫耀｢岸くん、手、離していいよ。｣
岸くんはゆっくり口元から手を離した。
岸｢ゲホッゲホッ…おぇ…ゲボッ…ゲホッゲホッ…。｣
紫耀｢海人、タオル持ってきて!!｣
海人｢わかった!!｣
岸くんはもちろんだけど…、海人の服、ちょっと汚れちゃってる…。
飛び散ったんだろうな…。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - hana0924さん» そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆しばらくリク作品が続きますが、楽しんで読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月23日 1時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き楽しみです！ (2020年5月22日 12時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年5月14日 16時
