36.ノロウイルス ページ36
岸side
岸｢紫耀？目覚めたか？｣
紫耀｢…。｣
岸｢紫耀？｣
紫耀｢…。｣
まだ、夢の中かな？
廉side
廉｢紫耀？｣
紫耀｢…ん？｣
廉｢…起きたんか？｣
紫耀｢…うん。｣
すんげぇー、ボーッとしてるんやけど…。
廉｢飯食うか？｣
紫耀｢…食べる…。｣
廉｢ほな、移動しようか？｣
紫耀｢…うん。｣
岸side
とりあえず、紫耀をリビングに連れて行き、お粥を食べさせた。
岸｢食えるだけ食えよ？｣
紫耀｢…うん。｣
最初はスムーズに食べてたんだけど、段々と目が覚めてきたのか、食べるスピードが一気に落ちた。
岸｢もう、やめとく？｣
紫耀｢…うん。…ごちそうさま…。｣
廉｢これ、紫耀の薬な。｣
紫耀｢…ありがとう。…ねぇ？｣
廉｢ん？｣
紫耀｢吐き気止め…ないの？｣
廉｢処方されたのは整腸剤だけやで？｣
紫耀｢吐き気止め飲みたい…。｣
岸｢紫耀、もしかして、吐きそうなの？｣
紫耀｢…気持ち悪い…。｣
廉｢トイレ行くか？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
廉が紫耀をトイレに連れて行ってくれた。
寝ぼけながらお粥を食べてたから、吐く量多いだろうな…。
廉side
廉｢紫耀、ここに座り。｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
廉｢寝ぼけながら、飯食うからやで。｣
紫耀｢…。｣
とりあえず、背中をさするか。
しばらくして、紫耀が体勢を変え始めた。
そろそろ吐くかな…。
紫耀｢…うっ…ゲボッゲボッ…おぇ…ゲホッ…ゲボッゲボッ…。｣
廉｢全部、出してしまい。｣
紫耀｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…。もう…出ない…。｣
廉｢ほんまか？｣
紫耀｢…出ない…。｣
いやいや、食べたお粥の量に対して少ないやん。
まだ、出るやろ〜…。
でも、無理に吐かせたら良くないか…。
とりあえず、トイレを流して、手洗いうがいをさせて、リビングに戻った。
紫耀をソファーに座らせ、水分補給をさせ、整腸剤を飲ませた。
岸｢結構、吐いたんじゃない？｣
廉｢いや、全然吐いとらん。｣
岸｢え？｣
廉｢もしかしたら、夜中に吐くかもしれんな…。｣
岸｢じゃぁ、色々と準備してから寝る？｣
廉｢そうやな。｣
紫耀がウトウトし始めた…。
廉｢紫耀、眠いん？｣
紫耀｢…疲れた…。｣
だよな…。
病院にも行って、何回も吐いて…。
歯磨きをさせて、寝る前に熱を測った。
ピピピ…。
廉｢37.6℃か…。下がらんな…。｣
岸｢まぁ、嘔吐下痢症はウイルスだからね…。今、紫耀の中で闘ってるんだよ…。｣
廉｢せやな…。｣
岸side
さて、海人を起こしますか。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - hana0924さん» そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆しばらくリク作品が続きますが、楽しんで読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月23日 1時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き楽しみです！ (2020年5月22日 12時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年5月14日 16時
