34.ノロウイルス ページ34
岸side
急いで袋を持って行ったら、紫耀が口を抑えながら、しゃがみこんでた。
間に合わなかったみたい…。
廉side
岸｢はい!!袋!!｣
廉｢おん。…紫耀、袋に出してええよ？｣
優太が持ってきてくれた袋を急いで広げた。
紫耀｢…ゲホッゲホッ…うっ…ゲボッゲボッ…ゲホッゲホッ…。｣
廉｢苦しいな…。｣
しばらくして、少し落ち着いてきた感じかな？
紫耀｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
廉｢袋、外すで？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
廉｢手洗いうがいしに行こうか？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
岸｢俺、ここ拭いとくね。｣
廉｢おん。悪いな。｣
俺は紫耀を手洗いうがいに連れて行った。
岸side
ちょっと漏れて汚れた床を掃除して、お粥作りを再開した。
廉side
手洗いうがいを済ませて、紫耀を布団に寝かせた。
水分補給をするように言ったんやけど、飲みたくないって…。
廉｢袋とタオル、ここに置いとくからな？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
頭を撫でた時、少し熱く感じた…。
ちょっと熱測っとくかな…。
廉｢紫耀？ちょっと身体が熱いから、熱、測っとこうか？｣
紫耀｢…。｣
ピピピ…。
廉｢37.4℃か…。｣
冷えピタとアイスノンしとくかな。
俺はキッチンに冷えピタとアイスノンを取りに行った。
廉｢紫耀、ちょっと熱出てるわ。｣
岸｢まじ?!何℃だったの？｣
廉｢37.4℃。夜中に上がらんとええけど。｣
岸｢俺、今日、海人と寝室で寝るから、廉は紫耀と一緒に寝てあげて？｣
廉｢おん。｣
紫耀の所に戻って、冷えピタを貼って、アイスノンを頭の下に敷いた。
紫耀｢…う〜…。｣
廉｢冷たいけど、辛抱しぃや。…もう寝てええよ？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
しばらくして、紫耀が寝に入った。
岸｢ねぇ、紫耀のご飯どうしようか？｣
廉｢起きてからでええんとちゃう？｣
岸｢わかった。じゃぁ、先に海人だけ食べさせちゃおうか？｣
廉｢おん。｣
さて、海人を起こしますか。
廉｢海人？海人？｣
海人｢…ん？｣
廉｢飯やで？起きて？｣
海人｢…いらない…。｣
廉｢気分悪いんか？｣
海人｢…食欲無い…。｣
廉｢少しでも食わへん？優太の手作りやで？｣
海人｢…わかった…。｣
海人を連れて、お粥を食べさせた。
岸side
廉｢食べれるだけ食べや？｣
岸｢海人、大丈夫か？｣
海人｢…う〜ん。…。｣
さっきより、ちょっと元気ないかな？
寝起きだからかな？
でも、何か調子悪そう…。
とりあえず、廉のチャーハンも仕上げちゃおう…。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - hana0924さん» そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆しばらくリク作品が続きますが、楽しんで読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月23日 1時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き楽しみです！ (2020年5月22日 12時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年5月14日 16時
