29.ノロウイルス ページ29
廉side
紫耀｢うっ…ゲホッ…ゲボッ…おぇ…ゲホッゲホッ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…。…もう…出ない…。｣
廉｢苦しかったな。…じゃぁ、流すで？｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣
量は少ないな…。
ってか、ほとんど胃液やん…。
洗面所で手洗いうがいをさせてから、リビングに戻った。
岸｢大丈夫だった？｣
廉｢おん。ちょっと吐いただけやな。｣
さて、病院に連れて行きますか。
廉｢なぁ、紫耀？｣
紫耀｢…ん？｣
廉｢俺と一緒に病院行かへん？｣
紫耀｢…大丈夫だよ…。｣
廉｢ずっと具合悪いんやろ？｣
紫耀｢…。｣
廉｢飯も食えてへんのやろ？｣
紫耀｢…。｣
岸｢紫耀？廉と一緒に病院に行ってきたら？｣
廉｢一緒に行こうや？｣
紫耀｢…わかった。｣
よし。
じゃぁ、準備して連れて行きますか。
紫耀｢…海人の寝顔だけ…見てきていい？｣
廉｢？。ええよ。｣
紫耀side
海人は…落ち着いて寝れてるみたい…。
海人…俺…病院に行ってくるね…。
岸くんが一緒にいてくれるから大丈夫だよ…。
じゃぁ、行ってくるね…。
俺はそっと海人の頭を撫でた。
廉side
廉｢ほな、行こうか？｣
紫耀｢…うん。｣
岸｢廉!!｣
廉｢ん？｣
岸｢念の為、袋とタオル持って行って。｣
廉｢おん。じゃぁ、行ってくるわ。｣
岸｢うん。行ってらっしゃい。｣
紫耀を助手席に座らせ、病院に向かった。
紫耀｢…廉…。｣
廉｢ん？どうしたん？｣
紫耀｢…お腹痛い…。｣
廉｢コンビニのトイレ借りるか？｣
紫耀｢…早く…トイレに行きたい…。｣
廉｢ちょい待てよ。｣
紫耀は身体を前に屈め始めた。
急いで近場のコンビニの駐車場に入り、紫耀をトイレに連れて行った。
廉｢すみません。トイレ借りてもいいっすか？｣
店員｢どうぞー。｣
紫耀をトイレに座らせて、俺はトイレの外で待った。
紫耀side
間に合ってよかった…。
もう、シャーシャー状態…。
お腹が落ち着かない…。
廉side
今のうちに飲み物でも買っとくか。
水分補給させなあかんからな。
紫耀side
そろそろ出ようかな…。
ずっと座ってるのもキツい…。
廉side
あ、出てきた。
廉｢大丈夫か？｣
紫耀｢…なんとか。｣
廉｢飲み物買っといたから、車の中で水分補給せん？｣
紫耀｢…うん。｣
車に戻って、紫耀に水分補給をさせた。
廉｢病院に向かっても平気か？｣
紫耀｢…うん。大丈夫…。｣
再出発で、俺らは病院に向かった。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - hana0924さん» そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆しばらくリク作品が続きますが、楽しんで読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月23日 1時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き楽しみです！ (2020年5月22日 12時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年5月14日 16時
