26.ノロウイルス ページ26
紫耀side
海人｢うぅ〜…。｣
紫耀｢ここに吐いて大丈夫だよ？｣
海人｢うぅ〜…。｣
紫耀｢？｣
あ、そうか…。
全然食べてないから、吐きたくても吐けないんだ…。
気持ち悪さだけが残ってる感じか…。
紫耀｢海人、ちょっと待ってろよ？｣
俺は急いで白湯を準備して、海人に飲ませた。
紫耀｢少しずつ飲んでごらん？｣
海人｢…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
紫耀｢そうそう。少しずつね。｣
海人｢ゲボッ…ゲホッゲホッ…うっ…ゲホッゲホッ…。｣
飲んだばかりの白湯を吐いただけなんだけど、これで少しは落ち着くかな？
紫耀｢苦しかったね。よしよし。｣
白湯しか吐いてないから、うがいは大丈夫かな？
海人はコテっと横になった。
口の周りを拭いてあげて、背中をトントンした。
紫耀｢寝れたら寝ていいよ？｣
海人｢…。｣
涙でいっぱいの目…。
苦しかったね…。
あ…、ウトウトし始めた…。
海人が寝たら、トイレ行こう…。
しばらくして、海人が寝に入った。
袋を処分して、俺はトイレに急いだ…。
腹痛てぇ…。
また、水下痢か…。
手洗いをして、俺はソファーに横になった。
どんくらい寝ちゃったかな？
目が覚めたら、12時30分をまわってた…。
あ…お昼ご飯…。
急いでお昼ご飯の準備をして、岸くんを起こしに寝室に向かった。
紫耀｢岸くん？起きて？｣
岸｢ん〜…。｣
紫耀｢よく寝れた？｣
岸｢…ん〜寝れた…。｣
紫耀｢お昼ご飯食べよう？｣
岸｢わかった〜…。｣
岸くんをリビングに連れて行き、うどんを食べさせた。
岸｢紫耀は食べないの？｣
紫耀｢うん…ちょっとお腹の調子悪くて…。｣
岸｢大丈夫？｣
紫耀｢大丈夫だよ。｣
岸｢…廉がね、14時頃来てくれるって…。｣
紫耀｢え？あ、そうなんだ…。｣
廉、来てくれるんだ…。
なんでか分からないけど、何か一気に身体の力が抜けた感じがした…。
岸side
紫耀、ホントはね、俺が廉を呼んだんだよ。
紫耀のことが心配で…。
もう少しの辛抱だからね…。
紫耀side
あ、海人、お昼の薬、どうしよう…。
まだ、最後に吐いてから、時間が経ってないから、今はやめとくか…。
紫耀｢岸くん、これお昼の薬ね…。｣
岸｢おう。｣
紫耀｢俺…ちょっと…トイレ行ってくるね…。｣
岸｢大丈夫か？｣
紫耀｢…行ってくるね…。｣
もう、上からなのか下からなのか…分からない…。
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hana0924(プロフ) - ありがとうございます！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年5月23日 9時) (
レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - hana0924さん» そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆しばらくリク作品が続きますが、楽しんで読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月23日 1時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
hana0924(プロフ) - 続き楽しみです！ (2020年5月22日 12時) (レス) id: bd38aca82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年5月14日 16時
