(6)感染性胃腸炎 ページ6
紫耀side
夜ご飯も食べ終わって、廉とマッタリしてたら、寝室の方から、海人がむせてる咳が聞こえてきた。
2人で寝室に行くと、海人が大量に嘔吐していた。
廉「あちゃ…。」
紫耀「俺、ゴミ袋と新聞紙とキッチンタオル持ってくる!!」
急いでキッチンに行って、必要な物を持って、寝室に戻った。
とりあえず、ベッドから海人を降ろして、掃除を始めた。
紫耀「廉、海人にシャワー浴びさせてきて!!髪にも付いちゃってるから…。」
廉「おん。」
廉side
掃除を紫耀に任せて、俺は海人を風呂場に連れて行った。
新しい服も準備して、汚れた服を脱がせて、シャワーを浴びせた。
海人「…ごめんなさい。」
廉「何謝ってるん?」
海人「…(泣)」
廉「な〜ん?泣く必要ないやん。」
海人「…ごめんなさい。」
廉「はい、もう終わり!!」
海人の身体をタオルで拭き、新しい服を着せた。
とりあえず、リビングに連れて行き、水分補給をさせて、ソファーに寝かせた。
廉「気分どうや?」
海人「まだ、気持ち悪い…。」
廉「袋とタオル、ここに置いとくからな。ちょっと、紫耀を手伝ってくるわ。」
海人「…うん。」
海人にブランケットを掛け、俺は寝室の掃除に向かった。
廉「遅くなって悪い。海人にシャワー浴びせてきたで。」
紫耀「あ、ありがとう。とりあえず、拭き取ったんだけど、これとこれは、もう使えないから、処分しようか?」
廉「やな。」
一通りキレイにして、空気の入れ替えもして、数袋のゴミ袋を持って、俺らはリビングに向かった。
廉「海人?これとこれ、洗濯するの難しいから、捨てるで?」
海人「…コクリ。」
廉「なぁ、海人?病院行こうや?」
海人「…大丈夫。」
廉「大丈夫じゃないやん。熱も出てきてるし、もう何回吐いてるか分からんやろ?」
海人「……。」
紫耀「海人?」
海人「…行く。」
廉「よっしゃ!!ほな、準備しよう!!」
紫耀「俺、車出すよ。」
廉「おん。サンキュー。」
バッグに袋とタオルと水を入れて、海人に上着を着せて、紫耀の運転で俺たちは夜間救急に向かった。
22時30分過ぎ…。
俺と海人は後部座席に座ってるんやけど、海人がやたら、モゾモゾ動いてるんよね。
落ち着きがないというか、なんて言ったらいいんやろ?
とりあえず、声掛けてみようかな。
廉「海人?」
海人「…。」
廉「海人?」
海人「…(泣)」
廉「え?何で泣いてるん?」
海人「…吐きそう…。」
廉「ちょっと待てや!!」
俺は急いでバッグから袋を準備した。
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uiki - OKです。 (2020年3月27日 7時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» 御期待に添えられるか分かりませんが、頑張ってはみます(●´ω`●)ただ、今、連載中の小説が終わってからでもいいですか?(ºωº) (2020年3月27日 0時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
uiki - 大丈夫ですか? (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - リクエストお願いします。紫耀君が盲腸で入院する話が見たいです。付き添いは廉くんでお願いします。 (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» こんにちわ(o^^o)まだまだ初心者で、文章力も無いので、基本的に受け付けてはいませんが、簡単なリクエストだったら…(>_<。)ご期待に添えられるかは、分かりませんが…(º_º) (2020年3月26日 12時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KC | 作成日時:2020年3月25日 20時