病弱紫耀ちゃん(４)

(５)感染性胃腸炎 ページ5

廉side

ピピピ…

廉｢38.0℃か…。熱上がってきたな…。｣

海人を再び寝かせようとした時…

ピンポーン…

ピン…ポーン…

ピピピ…ピンポーン…

廉｢あいつ…(怒)｣

モニターで確認したら、やっぱり紫耀やった。

ガチャ

廉｢うるさいわ！(怒)｣
紫耀｢あ、ごめんね。押し心地がよかったから、いっぱい押しちゃった♡｣
廉｢お前はバカか…。｣

紫耀を中に入れ、２人でリビングに向かった。

紫耀｢ところで、海人は？｣
廉｢熱が出てきてるわ。｣
紫耀｢そっか…。｣
廉｢俺、１回家に帰って、泊まる準備してくるわ。あと、明日、午後から仕事やから、その準備もしてくるわな。｣
紫耀｢はーい。気をつけて行ってらっしゃい!!｣
廉｢あ、海人にゼリー食わせといてな。｣
紫耀｢これ？｣
廉｢おん。｣
紫耀｢わかった!!｣
廉｢じゃぁ、行ってくるわ。｣

紫耀side

廉が１回家に帰り、俺は海人の様子を見に寝室へ。

紫耀｢海人〜…？｣
海人｢Zzz…。｣
紫耀｢海人〜？｣
海人｢…ん？｣
紫耀｢あ、起きた？｣
海人｢…紫耀？｣
紫耀｢大丈夫？｣
海人｢…ぅん。｣
紫耀｢海人、ゼリー食べよ？｣
海人｢…食べたくない。｣
紫耀｢…どうして？｣
海人｢気持ち悪い…。｣
紫耀｢そっか…。｣
海人｢紫耀、食べていいよ。｣
紫耀｢わかった。｣

え？何かおかしくない？

紫耀｢いやいや!!海人が食べなきゃ!!元気にならないよ？ちょっとだけ食べよう？｣
海人｢…わかった。｣
紫耀｢よし！じゃぁ、身体起こすね？｣

海人の上体を起こし、俺は海人にゼリーを食べさせた。

２口食べて終了。

海人｢もういらない…。｣
紫耀｢そっか…。じゃぁ、水分補給しよ？｣
海人｢…ｺｸﾘ。｣
紫耀｢お腹大丈夫？｣
海人｢今は大丈夫…。でも、ずっと気持ち悪い…。｣
紫耀｢吐きそう？｣
海人｢今は気持ち悪いだけ…。｣
紫耀｢吐きそうになったら、言ってね？｣
海人｢…うん。｣

ガチャ

廉｢帰ったでー。｣

廉が寝室に来た。

廉｢おう。海人どうや？｣
紫耀｢気持ち悪いって。｣
廉｢病院行くか？｣
海人｢嫌だ…。｣
紫耀｢とりあえず、様子見る？｣
廉｢しゃーないな。｣
紫耀｢じゃぁ、海人、横になろう？｣
海人｢ｺｸﾘ。｣

海人を寝かせて、俺たちはリビングで夜ご飯を食べた。

只今21時00分前。

廉｢紫耀の明日の予定はどうなってるん？｣
紫耀｢明日はオフ!!だから、泊まりに来たの!!｣
廉｢そっか。俺、明日、昼頃に仕事行くわ。｣
紫耀｢わかった!!｣

久しぶりのKING３人…(笑)

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