病弱紫耀ちゃん(４)

(18)感染性胃腸炎 ページ18

岸side

神｢病院、どうだった？｣
岸｢やっぱり胃腸炎で、病院で３回も吐いた…。｣
神｢まじ？！｣
岸｢まじ…。整腸剤と解熱剤貰ってきた。｣
神｢俺、今日、廉と寝ようと思ってるんだけど…？｣
岸｢おう。俺、紫耀と寝るよ。｣
神｢わかった。俺、明日10時には出るから。｣
岸｢おう。｣
神｢岸くんも無理しないようにね。｣
岸｢神もな。｣
神｢じゃぁ、おやすみ。｣
岸｢おやすみ。｣

神が寝室に行き、俺はリビングの電気を消して、紫耀が寝る部屋に行った。

部屋を薄暗くして、俺も布団に入った。

点滴が効いてるのか、今のところ落ち着いて寝てる紫耀…。

俺も早く寝よう。

紫耀は夜中に吐くことも無く、朝まで寝れたみたい。

俺は07時00分頃起きて、紫耀が寝てるのを確認してから、部屋を出た。

朝ご飯の準備をして、もう１回、紫耀の様子を見に行った。

ん？モゾモゾ動いてる？

岸｢紫耀？｣
紫耀｢…ぅぅ。｣
岸｢どうした？｣
紫耀｢…トイレ…。｣
岸｢よし。連れて行ってやるな。｣
紫耀｢…ｺｸﾘ。｣

まだ、お腹が緩いみたい。

しばらくしてトイレから出てきた。

リビングで白湯を飲ませて、また横にさせた。

08時15分頃、神が起きてきた。

神｢おはよ〜。｣
岸｢おう。おはよ。｣
神｢紫耀、大丈夫だった？｣
岸｢吐きはしなかったけど、まだ腹が緩いみたい。｣
神｢そっか…。｣
岸｢廉は？｣
神｢グッスリだったよ。｣
岸｢よかった。…朝飯できてるよ。｣
神｢ありがと。｣

２人で朝ご飯を済ませて、リビングでマッタリしてたら、廉が起きてきた。

廉｢おはようさん。｣
岸｢おぉ!!おはよう!!｣
神｢おはよ!!｣
岸｢具合いどう？｣
廉｢だいぶ、元気やわ!!｣
神｢よかった!!｣
岸｢お粥作っといたから、食べて、薬飲もう?!｣
廉｢おん。…紫耀は？｣
岸｢まだ、寝てる…。｣
廉｢そっか…。｣
神｢はい。お粥。｣
廉｢おん。｣

廉にお粥を食べさせて、薬を飲ませた。

今日は廉も少しだけソファーでマッタリ。

09時30分頃、紫耀を１回起こしに行った。

岸｢紫耀？紫耀？｣
紫耀｢…んん？｣
岸｢１回起きて、お粥食べてから、薬飲もう？｣
紫耀｢…ぅん。｣

紫耀をリビングに連れて行った。

廉｢紫耀、大丈夫か？｣
紫耀｢…うん。廉は？｣
廉｢おん。俺は大丈夫や。｣
紫耀｢…そっか。…よかった。｣

完璧な顔色ではないけど、熱は下がってそう…。
まぁ、まだまだ、ダルそうではあるけど…。

そろそろ、神が出発する時間だな…。

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