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(16)感染性胃腸炎 ページ16

岸side

タクシーに乗り込み、紫耀と病院に向かった。

紫耀はずっとドアに寄りかかって、目を瞑っている。

しばらくして、病院に着き、支払いを済ませて、紫耀をタクシーから下ろした瞬間、口元を抑えて走っていった。

運転手「大丈夫ですか?」
岸「あ、大丈夫っす!!ありがとうございました!!」

あれ?紫耀、どこ行った?

あ、植え込みのところにしゃがんでる…。

嫌な予感…。

岸「…紫耀?」

近づいてみると、やっぱり…吐いてた。

紫耀「…うっ。ゲホゲホ…。」
岸「落ち着いたら、中に行こうな?」
紫耀「ハァハァ…。手が…。」
岸「よし、よし。洗いに行こうな?」

ガッツリ手が汚れていた。

紫耀が落ち着いたところで、中へ行き、受け付けを済ませた。

岸「すみません…。さっき、そこの植え込みの所で吐いてしまって…。」
職員「わかりました。ありがとうございます。」
岸「よろしくお願いします。」
職員「はい。」

そのまま、紫耀とトイレに行き、うがいと手洗いをさせて、待合室に戻った。

待ってる間、紫耀はずっと俺にもたれかかっていた。

22時30分過ぎか…。

看護師「平野さ〜ん、診察室へどうぞ〜。」
岸「はい。…よし、紫耀、行くぞ。」

紫耀を連れて、診察室の中に入った。

先生「今日はどうされましたか?」
岸「昼頃からずっと嘔吐してまして、腹痛と熱も…。」
先生「ここ2日〜3日の内に、何か生ものを食べたりしましたか?」
紫耀「…牡蠣。」
岸「周りにも胃腸炎の者が2人程いまして…。」
先生「嘔吐と下痢を逆に止めると…」
紫耀「……すみません、吐きそう…。」
看護師「平野さん、ここにいいですよ。」
紫耀「ゲボッ…うっ…ゲホゲホ…。」
岸「先生、すみません…。」
先生「平野さん、点滴して、帰りましょうね?」

紫耀と看護師さんは、処置室に向かった。

先生「えっとですね、嘔吐と下痢を逆に止めると良くないので、整腸剤と解熱剤を出しておきますね。」
岸「あ、はい。ありがとうございます。」
先生「お大事になさってくださいね。」
岸「はい。失礼します。」

診察室を出て、処置室に向かった。

看護師「こちらへどうぞ。」
岸「はい。」
看護師「1時間程で点滴が終わりますから、またその頃に来ますね。」
岸「あ、はい。ありがとうございます。」

神にLINEをして、先に寝ててもらう事にした。

紫耀…グッタリしてる…。

一応、タオルを口元に置いといてやろう。

23時か…。

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uiki - OKです。 (2020年3月27日 7時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» 御期待に添えられるか分かりませんが、頑張ってはみます(●´ω`●)ただ、今、連載中の小説が終わってからでもいいですか?(ºωº) (2020年3月27日 0時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
uiki - 大丈夫ですか? (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - リクエストお願いします。紫耀君が盲腸で入院する話が見たいです。付き添いは廉くんでお願いします。 (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» こんにちわ(o^^o)まだまだ初心者で、文章力も無いので、基本的に受け付けてはいませんが、簡単なリクエストだったら…(>_<。)ご期待に添えられるかは、分かりませんが…(º_º) (2020年3月26日 12時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KC | 作成日時:2020年3月25日 20時

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