(12)感染性胃腸炎 ページ12
岸side
15時30分過ぎに目が覚めた。
久しぶりに昼寝したな…。
紫耀は…まだ、寝てるか…。
ちょっと、廉の様子を見に行ってくるかな…。
寝室に行くと、廉が起きていた。
岸「廉?大丈夫か?」
廉「…ちょっと、気持ち悪くて…。」
岸「トイレ行くか?」
廉「…コクリ。」
俺は廉をトイレに連れて行った。
廉をトイレの前に座らせ、ひなすら背中を摩った。
廉「ゲホゲホ…うっ、おぇ、ゲボッ…ゲホゲホ…。」
しばらくして、廉が落ち着いてきた。
廉「…ハァハァ…もう、出らん…。」
岸「よし、じゃぁ、流すな…。」
流してから、洗面所に向かい、うがい手洗いをさせてから、また寝室に戻った。
水分補給をさせて、廉をベッドに寝かせた。
岸「廉、1回熱測っとこうか?ちょっと、身体が熱い気がするんだよね…。」
廉「…コクリ。」
ピピピ…
岸「37.6℃か…。ちょっとあるな…。アイスノンと冷えピタ持ってくるな…。」
廉「…優太。」
岸「ん?どうした?」
廉「紫耀は?」
岸「ソファーで昼寝してる。」
廉「あいつ…、たぶん、具合い悪い…。」
岸「…え?でも、何も言ってなかったよ?」
廉「…隠してる…。」
岸「…わかった。とりあえず、アイスノンと冷えピタ持ってくるわ。」
俺はキッチンにアイスノンと冷えピタを取りに来たついでに、紫耀の顔を覗いた。
岸「ん〜。分からない…。」
紫耀「Zzz…。」
とりあえず、アイスノンと冷えピタを持って寝室に戻った。
岸「はい。持ってきたよ。」
廉「ありがとな…。」
アイスノンを頭の下に敷いて、冷えピタをおでこに貼って、廉が寝に入ったのを確認してから、俺は寝室を出た。
16時20分過ぎ…。
紫耀がムクっと起きて、いきなりリビングから出ていった。
岸「紫耀?」
後を追うと、紫耀はトイレに向かった。
紫耀「…ゲホゲホ…おぇ…ゲボッ、ゲボッ…うっ、ゲボッ…ハァハァ…。」
岸「大丈夫か!?」
驚いたけど、すぐ背中を摩った。
結構な量だな…。大丈夫かな…。
紫耀「うっ…ゲホゲホ…。」
岸「よし、よし。大丈夫だからな…。」
しばらく吐き続けて、ようやく落ち着いたみたい。
岸「落ち着いたか?」
紫耀「…コクリ。」
トイレを流して、洗面所に連れて行って、手洗いうがいをさせて、ソファーに座らせた。
岸「水分補給しような?」
紫耀「…コクリ。」
紫耀をソファーに寝かせ、寝室に体温計を取りに行き、念の為、紫耀の熱も測った。
ピピピ…
37.8℃…。
…嘘でしょ?
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uiki - OKです。 (2020年3月27日 7時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» 御期待に添えられるか分かりませんが、頑張ってはみます(●´ω`●)ただ、今、連載中の小説が終わってからでもいいですか?(ºωº) (2020年3月27日 0時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
uiki - 大丈夫ですか? (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - リクエストお願いします。紫耀君が盲腸で入院する話が見たいです。付き添いは廉くんでお願いします。 (2020年3月26日 22時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
KC(プロフ) - uikiさん» こんにちわ(o^^o)まだまだ初心者で、文章力も無いので、基本的に受け付けてはいませんが、簡単なリクエストだったら…(>_<。)ご期待に添えられるかは、分かりませんが…(º_º) (2020年3月26日 12時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KC | 作成日時:2020年3月25日 20時