病弱紫耀ちゃん(４)

(１)感染性胃腸炎 ページ1

紫耀side

今日は１日ダンスレッスン！

久しぶりにみんなで集まれるー！

バンッ!!

紫耀｢おはよー！｣
神｢お…おはよ…。｣
廉｢紫耀、そんなに勢い良くドアを開けたら、ドアが壊れるで。｣
紫耀｢ドアさん、ごめんね。｣
廉｢許してくれるって。よかったなぁ〜(笑)｣
紫耀｢あれ？ところで…岸くんと海人はまだ？｣
神｢うん。まだ来てないね。｣
紫耀｢ふ〜ん。｣

15分後…

バンッ!!

岸｢悪ぃ!!遅くなった!!｣
紫耀｢岸くん、そんなに勢い良くドアを開けたら、ドアが壊れるよ。｣
神｢どこかで聞いたセリフだね。｣
廉｢やな。(笑)｣
岸｢悪ぃ。悪ぃ。｣
紫耀｢岸くん、ドアさんに、ちゃんとごめんなさいしないとダメだよ。｣
岸｢ごめんなさい。｣
紫耀｢許してくれるって！良かったね！岸くん！｣
岸｢おう！｣
神｢この場面もさっき見たね。｣
廉｢そうやな(笑)やっぱり、あいつら、バカやな(笑)｣

10分後…

先生が入ってきた。

先生｢おはようございまーす。｣
４人｢おはようございまーす。｣

岸side

みなさん、お気づきだろうか？

そう！海人が来てないんです！

今日、途中からの合流だったかな？

先生｢じゃぁ、ストレッチから始めるねー。…あれ？�盒兇�んは？｣
岸｢ちょっと、連絡が無いんですよね。｣
廉｢さっき、LINEしたんすけど、既読にならないんすよね…。｣

廉、いつの間にLINEしたんだろう？

神｢今日、海人、他に仕事あったっけ？｣
紫耀｢無かったと思うよー。昨日、一緒に遊んだけど、何も言ってなかった。｣
先生｢どうしたんだろうね？とりあえず、始めようか？｣
４人｢はーい。｣

廉side

なんだかんだで、午前中のレッスンが終わってもうた。

結局、海人、来んかった。

あいつ、なにしてんねん！

廉｢まだ、既読になっとらん(怒)｣
岸｢どうしたんだろうね？｣
神｢ってか、電話してみたら？｣
紫耀｢まだ、寝てるのかな？｣
神｢さすがに起きてるでしょ？｣
廉｢ちょっと電話してみるわ(怒)｣
神｢廉、少し怒りを抑えてからにしたら？｣
紫耀｢レンレン、恐い、恐い。｣
廉｢紫耀…｣
紫耀｢…ごめんなさい。｣

ふぅ…。(深呼吸)

俺は海人に電話してみた。

ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…

廉｢出らん。｣
岸｢何か、あったのかな？｣
廉｢あ…既読になったわ…。｣
神｢今、掛け直してみたら？出るかもよ？｣
廉｢おん。｣

俺はもう１回、海人に電話をした…。

頼む、出てくれ…心配やねん…。

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