夏風邪(22) ページ22
紫耀side
地方を出発して、１時間くらいが経った頃かな…。
手汗が止まらなくなってきた…。
変な汗も…。
ヤバい…吐きそう…。
廉も神も岸くんも寝てる…。
海人…。
一か八か、前の座席を軽く蹴った。
お願い起きてて…気付いて…。
海人side
夕日がキレイだな…。
漫画に取り入れたいくらい…。
ドンッ！
ん？
今、後ろから蹴られた？
海人｢紫耀？どうかした？｣
後ろを覗いたら、顔が真っ青で、冷や汗をかいて、口を抑えてる紫耀の姿が…。
海人｢え？どうしたの？！｣
紫耀｢……うっ。｣
海人｢え！？ちょっと待って…！？｣
俺が紫耀の席に回り込んだ時には、手から全て溢れ出ていた。
そうなるよね…。
食欲無いのに、撮影であれだけ食べたら…。
海人｢紫耀、大丈夫？！｣
紫耀｢…ゲホゲホ…｣
海人｢岸くん、起きて！！岸くん！！｣
岸｢ん？｣
海人｢紫耀が吐いた！！｣
岸｢え！？｣
海人｢何か、ティッシュか何か持ってない？！あと、袋！！｣
岸｢ティッシュ…ティッシュ…！｣
海人｢廉、神、起きて！｣
神｢どうかした？｣
廉｢なん？｣
海人｢紫耀が吐いた！！袋かティッシュ、持ってない？！｣
神｢ティッシュなら持ってる！！｣
廉｢俺、袋２枚持ってんで！！｣
海人｢ありがとう！！｣
紫耀に袋を１枚渡し、もう１枚はゴミ入れにした。
俺はマネージャーさんのところに行き、近くのPAに入ってもらった。
海人｢マネージャーさん！？新聞紙なんてあったりしますか！？｣
マネージャー｢あ、１部だけならあるよ！｣
海人｢これ、使っていいですか！？｣
マネージャー｢いいよ！｣
俺はマネージャーさんから新聞紙を貰い、紫耀の元へ急いだ。
海人｢神、そこのコンビニで、水とウェットティッシュとキッチンタオルと、ゴミ袋が売ってたら買ってきて！｣
神｢わかった！｣
海人｢岸くん！窓開けて！｣
岸｢あ、はい！｣
海人｢廉！手伝って！｣
廉｢おん！｣
俺と廉で、紫耀の足元の嘔吐物を新聞紙で可能な限りかき集めた。
神｢買ってきたよ！｣
海人｢ありがとう！神、ゴミ袋広げて、あとキッチンタオルもちょうだい！｣
神｢わかった！｣
とりあえず、足元と紫耀の洋服と手を拭き、紫耀を移動させた。
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ぴーこ - 楽しみにしてます！ (2020年3月22日 16時) (
レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» 楽しみにして頂いて、凄く嬉しいです！既に次のお話を考え中です(笑) (2020年3月22日 14時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ( ☆∀☆) (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 話を読んで右の☆ポチっと押しちゃいました！ (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» ありがとうございます(o^^o)全然、文章力が無いので、つまらない部分が多いですが、自分のペースで頑張って連載していきます(o^^o)♪ (2020年3月21日 21時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年3月19日 15時
