夏風邪(12) ページ12
岸side
先生｢お待たせしました。｣
岸・神｢よろしくお願いします。｣
紫耀を椅子に座らせ、診察が始まった。
先生｢平野さん、今日はどうされましたか？｣
紫耀｢…１ヵ月くらい前から…風邪の症状が治らなくて…。３日前から微熱が続いてます…。今は…凄く頭が痛いです…。｣
先生｢分かりました…。ところで平野さんは、普段から汗っかきですか？｣
紫耀｢…いや…普通だと思います…。｣
先生｢ちょっと、血液検査しましょうか？｣
紫耀｢…はい。｣
紫耀は血液検査をしに診察室を出て行った。
先生｢えっと、付き添いの…｣
岸｢あ、はい！岸と申します。｣
先生｢あ、岸さん。あのですよ、平野さん、水分摂れてますか？｣
岸｢いや、今は全然飲めてないですね。｣
先生｢そうですか。平野さんは普段からあんなに汗をかく体質ですか？｣
神｢いや…。｣
岸｢汗かいても、一般的な量くらいですね。｣
先生｢わかりました。｣
紫耀が血液検査を終えて戻ってきた。
しばらくして血液検査の結果が出た。
先生｢特に問題はなさそうですけど、数値的にやっぱり脱水症状を起こしてますね。｣
岸・神｢脱水症状ですか？｣
先生｢この異常な汗、頭痛、手の冷え…。脱水症状が進んでる症状なんですよね…。平野さん？点滴して帰りましょう。じゃないと危ないので…。｣
紫耀｢…はぃ。｣
先生｢あと、薬を５日分出しときますね。発熱した時の為に、その薬も出しておきますね。｣
紫耀｢…ありがとうございます…。｣
先生｢はい。じゃぁ、点滴して帰りましょう。お大事に。｣
３人｢ありがとうございました。｣
看護師｢平野さん、点滴するので処置室にどうぞ。｣
紫耀｢…あ、はい。｣
３人で処置室に向かい、紫耀は点滴を受けた。
看護師｢点滴が終わる頃にまた来ますね。｣
神｢はい。あ、大体どのくらいで終わりますか？｣
看護師｢１時間くらいですかね。｣
神｢わかりました。ありがとうございます。｣
看護師｢いいえ。では、失礼します。｣
神｢１時間か…。｣
岸｢マネージャーさんに連絡した方がいいよな？｣
神｢あ、だね。俺してくるよ。ついでに薬も貰ってくる。｣
岸｢おう。助かる。｣
神｢じゃぁ、行ってくるね。｣
岸｢おう。｣
紫耀の目が涙目で虚ろになってる。
岸｢紫耀？寝てていいぞ…？｣
紫耀｢…寒い…。｣
岸｢寒い？毛布借りて来てやるな。待ってろよ。｣
俺は毛布を１枚借りに行った。
薄手の毛布を紫耀に掛け、手を握った。
紫耀の手、冷たい…。
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ぴーこ - 楽しみにしてます！ (2020年3月22日 16時) (
レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» 楽しみにして頂いて、凄く嬉しいです！既に次のお話を考え中です(笑) (2020年3月22日 14時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ( ☆∀☆) (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 話を読んで右の☆ポチっと押しちゃいました！ (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» ありがとうございます(o^^o)全然、文章力が無いので、つまらない部分が多いですが、自分のペースで頑張って連載していきます(o^^o)♪ (2020年3月21日 21時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年3月19日 15時
