夏風邪(11) ページ11
岸side
トイレに着き、２人で個室に入った。
紫耀をトイレに座らせ、汗で濡れたTシャツを脱がせた。
岸｢ホント、ビショビショだな…。｣
撮影の為に余分に持ってきていたタオルで上半身を拭き、俺の新しいTシャツを着せた。
ビショビショのTシャツを、持参してたビニール袋に入れて、俺らはトイレから出た。
神のところに戻る途中…
紫耀｢…頭が…凄く痛い…。｣
そう言って立ち止まった。
岸｢大丈夫か？｣
紫耀｢……っ。｣
岸｢神のところまで歩けるか？｣
紫耀｢…座りたい…。｣
岸｢じゃぁ、ちょっとここに座るか？｣
紫耀｢……うん。｣
紫耀はそのまま廊下に座り込んだ…。
また汗かいてる…。
しばらくして…
看護師｢平野さん、大丈夫ですか？｣
岸｢あ、はい。頭が痛いみたいで…。｣
看護師｢そうですか…。吐き気はないですか？大丈夫ですか？｣
紫耀｢……はぃ。｣
看護師｢もしよかったら、処置室のベッドで横になりませんか？｣
岸｢いいんですか？｣
看護師｢大丈夫ですよ。とりあえず、行きましょうか？案内しますね。｣
岸｢あ、はい。ありがとうございます。｣
俺は紫耀を立たせ、支えながら看護師さんのあとを付いて行き、処置室のベッドに向かった。
処置室に着き、紫耀をベッドに寝かせ、タオルケットを掛け、看護師さんにお礼を言った。
岸｢ありがとうございます。｣
看護師｢いいえ。診察の順番がきましたら、呼びに来ますね。｣
岸｢はい。お願いします。｣
俺は頭を下げた。
岸｢紫耀、俺、ここに神を連れて来るな？｣
紫耀｢……ｺｸﾘ。｣
俺は処置室を出て、急いで神のところに向かった。
岸｢じーん！｣
神｢…あれ？紫耀は？｣
俺は神に事情をはなし、神と処置室に向かった。
処置室に着き…
神｢紫耀？大丈夫か？｣
紫耀｢…頭が…痛い…。｣
神｢よしよし…。汗拭こうな…。｣
岸｢紫耀？水分摂ろうか？｣
紫耀｢…ぃぃ。｣
紫耀は水分すら摂らなくなった…。
15分くらい経った頃、看護師さんが呼びに来た。
看護師｢平野さん、お待たせしました。診察室に行きましょうか？｣
岸｢あ、はい。｣
神｢紫耀、歩けるか？｣
紫耀｢……ｺｸﾘ。｣
２人で紫耀を支え、俺たちは診察室に向かった。
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ぴーこ - 楽しみにしてます！ (2020年3月22日 16時) (
レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» 楽しみにして頂いて、凄く嬉しいです！既に次のお話を考え中です(笑) (2020年3月22日 14時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ( ☆∀☆) (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 話を読んで右の☆ポチっと押しちゃいました！ (2020年3月22日 8時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＣ(プロフ) - ぴーこさん» ありがとうございます(o^^o)全然、文章力が無いので、つまらない部分が多いですが、自分のペースで頑張って連載していきます(o^^o)♪ (2020年3月21日 21時) (レス) id: b2342da90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2020年3月19日 15時
