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廉side
俺、今ひとりで控え室にいます。
スマホでゲームしてたら、紫耀からLINEが…。
岸さん、点滴してるらしくて、１時間程、開演時間をずらせないか、交渉してほしい。とのこと。
ってことで、今から、交渉してきますわ。
紫耀side
廉に、開演時間を１時間くらいずらせないか、交渉してもらうように連絡した。
１時間ずらせれば、ギリギリ間に合うかもだし。
岸｢…？｣
紫耀｢まだ寝てていいよ？｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
海人｢お茶飲む？｣
岸｢…。｣
海人｢ぼぉーっとしてる…。｣
紫耀｢熱が高いからね。｣
ウトウトしてる…。
紫耀｢岸くん、ねんね。｣
岸｢…。｣
海人｢岸くん？ねんねしていいんだよ？｣
岸｢…。｣
寝れないかな？
紫耀｢抱っこしてあげようか？｣
よいしょっと。
抱っこしてあげようとしたら、岸くん、凄い脱力感…。
紫耀｢海人？ブランケット掛けてもらっていい？｣
海人｢うん。｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…おぇぇ…。｣
紫耀｢大丈夫？｣
海人｢大丈夫？｣
紫耀｢げぇしそう？｣
海人｢袋あるよ。｣
紫耀｢ありがとう。｣
顔、真っ赤…。
紫耀｢大丈夫？｣
岸｢…。｣
ちょっと、咳き込み過ぎたのかな？
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢岸くん？少しお茶飲もうか？｣
海人｢はい、お茶。｣
岸｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
お茶飲んだら、少し落ち着いて、寝ました。
廉side
開演時間１時間ずらす事に成功。
紫耀に連絡するか。
紫耀side
開演時間、遅らせてもらえることに…。
しばらくして、点滴終わり。
粉薬と坐薬もらって、急いで会場へ。
会場近くめっちゃ渋滞してる…。
海人｢間に合うかな？｣
紫耀｢岸くん？着いたら、控え室で、マネージャーさんと一緒にねんねしててくれるかな？｣
岸｢(ｺｸﾘ)｣
紫耀｢お利口さんだね。｣
会場に到着して、すぐ岸くんをマネージャーさんに預けて、俺たちは急いで衣装に着替えた。
神｢間に合ってよかった。岸くん、大丈夫だった？｣
紫耀｢うん。とりあえず、風邪って言われて、粉薬と坐薬もらってきた。｣
神｢そっか。｣
１時間遅れで始まった夜公演。
岸くん…寝れてるかな…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2023年6月1日 16時
