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海人side
のびのび。
海人｢お茶飲む？｣
岸｢…ぁぃ。｣
とりあえず、水分補給させてと…。
岸｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
海人｢みんなの所、行こうか？｣
岸｢ぁぃ。｣
岸くんを抱っこして、リビングへ。
神side
あ、起きて来た。
神｢岸くん、起きた？｣
海人｢うん。｣
神｢今、夜ご飯の準備するね。｣
海人｢ありがとう。｣
時間が時間だから、少なめにしとこうかな…。
海人side
ご飯待ってる間に、岸くんおむつを交換。
紫耀｢岸くん？ちょっとおいで？｣
岸｢…。｣
海人｢岸くん？紫耀が呼んでるよ？｣
岸｢…ぃゃ〜。｣
岸くん、紫耀のことを恐がってる。
海人｢一緒に行こうか？｣
紫耀に抱っこされるのも嫌みたいで、俺にずっとしがみついてる。
紫耀｢岸くん？お友達に、ごめんね。出来る？｣
岸｢…。｣
海人｢岸くんは、お利口さんだから、ごめんね。出来るよね？｣
岸｢…。｣
紫耀｢ほら、おもちゃ直ったよ。完璧にとはいかなかったけど。｣
海人｢よかったね。岸くん？紫耀が直してくれたよ。｣
岸｢あーと。｣
紫耀｢これで、ごめんね。出来るかな？｣
岸｢ぁぃ。｣
ん？
岸くん…震えてる…。
海人｢岸くん？寒い？｣
岸｢…。｣
紫耀｢調子悪い？｣
急いで熱測ったけど、36.7℃だった。
紫耀｢おいで？｣
すんなり紫耀のほうに移った岸くん。
紫耀side
小刻みに震えてる…。
紫耀｢大丈夫。大丈夫。みんな、岸くんのこと大好きだよ。｣
岸｢…。｣
紫耀｢ずっと、そばにいるし、岸くんのこと、守っていくから。｣
少しずつ、震えが治まってきた。
紫耀｢よしよし。｣
岸くんたちがご飯を食べる前に、男の子たちの迎えが来て、帰り際、岸くん、ちゃんと｢ごめんね。｣出来ました。
俺たちからいっぱい褒められて、やっと夜ご飯。
いつもは、頑張って自分で食べるけど、今日は、食べさせてモード全開。
神｢おもちゃ直ってよかったね。｣
岸｢あーと!!｣
夜ご飯食べさせて、お風呂入れて、歯磨きして、みんなで戦隊ものごっこ。
岸くんの笑顔が戻ってよかった。
今は、時々、むせながら暴れております。
俺たちの大切な宝物の岸くん。
お友達に、ごめんね。出来た岸くん、凄くカッコよかったよ。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2023年6月1日 16時
