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紫耀side
静かな車内。
今、岸くんを抱っこして、シートベルトしてるんだけど、ずっと、ぼぉーっとしてる。
きついよね…。
紫耀｢寒くない？｣
岸｢…。｣
岸くんの身体が凄く熱いから、俺は暑いけど、我慢…我慢…。
…。
岸｢げぼっ…。｣
ん？
紫耀｢大丈夫？｣
神｢どうした？｣
紫耀｢げぇした。ごめん、ティッシュと袋取って貰っていい？｣
海人｢うん。｣
２発目、３発目は俺の手の中に…。
シートベルトで、お腹圧迫しちゃったかな？
海人｢ティッシュと袋持って来たよ！｣
紫耀｢ありがとう。袋広げてもらっていい？｣
海人｢うん。｣
とりあえず、手の中のげぇしちゃったやつを袋の中へ。
海人｢はい、ティッシュ。｣
紫耀｢ありがとう。｣
岸｢…。｣
紫耀｢大丈夫？スッキリ出来た？｣
岸｢…。｣
紫耀｢岸くんの着替えって持って来てたよね？｣
神｢うん。持って来てるから大丈夫だよ。｣
ガッツリ、俺の服と岸くんの服にげぇ付いちゃったね。
岸｢おぇ…。｣
紫耀｢スッキリするまで、げぇしていいよ？大丈夫だから。｣
神｢においで誘発されてるかもね。｣
岸｢ふぇ〜…。｣
紫耀｢泣かなくて大丈夫だよ。｣
海人｢抱っこ代わろうか？｣
紫耀｢うん。ごめん。｣
海人に岸くんをパスして、俺は、汚れた服をティッシュで拭き拭き。
海人side
顔が真っ青な岸くんです。
海人｢服、汚れちゃったから、着替えようか？｣
岸｢うぇぇ〜ん…。｣
海人｢廉？岸くんの着替え取ってくれる？｣
廉｢おん。｣
着替えを終わらせて、汚れちゃった服を袋に入れてと…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
海人｢大丈夫？｣
廉｢もう、会場に着くで？｣
海人｢うん。｣
会場に着いて、とりあえず、みんなでそのまま控え室へ。
神が、紫耀と岸くんの服を手洗いしてくれてる。
海人｢岸くん？水分補給してから、少しねんねしようか？｣
岸｢…。｣
紫耀｢岸くん？少しだけ水分補給しよ？｣
岸｢ぃゃ〜…。｣
水分補給を嫌がる岸くん。
まだ気持ち悪いのかな？
リハ中は、マネージャーさんに看ててもらわないとだから、リハが始まるまでには水分補給させてから、寝かしたいな…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
あれ？
廉、どこに行くんだろ？
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2023年6月1日 16時
