☆ ページ10
神side
ピピピ…ピピピ…。
37.7℃…。
神｢岸くん？調子悪い？｣
岸｢ないな〜い!!｣
神｢ないないだね。ごめん、ごめん。｣
おむつ…濡れてないから、リビングに行く前にトイレ連れて行くか…。
神｢岸くん？チッチしに行こう？｣
岸｢いやぁ〜!!｣
神｢嫌？｣
岸｢いやぁ〜!!｣
神｢嫌か…。｣
まぁ、お兄さんパンツじゃないから、いいか…。
不機嫌な岸くんを連れてリビングへ。
アスレチックで遊んだり、ブロックで遊んだり…。
不機嫌だけど、グッタリはしてないから、大丈夫そうかな？
早めに一緒にお風呂に入って、２人だけで夜ご飯。
機嫌もだいぶ良くなって、ニコニコしながら食べてくれてる。
岸｢ちゃ!!｣
神｢はい、お茶。｣
岸｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
夜ご飯も食べ終わって、歯磨きして、寝る時間まで、少しだけ遊ぶことに…。
その間に、紫耀と廉が帰って来て、海人は撮影が押してて、帰りが深夜になるみたい。
だから、海人の夜ご飯を取り分けて、冷蔵庫へ。
廉｢岸さん、お熱あるん？｣
岸｢ないないだよ？｣
廉｢ほんまか？｣
岸｢あい!!｣
廉がご機嫌を取りながら、熱を測ってくれた。
紫耀｢何℃だった？｣
廉｢37.9℃。｣
岸｢ないない!!｣
廉｢あるあるやん。｣
岸｢ないない!!｣
神｢ないないだね。岸くん、そろそろねんねしようか？｣
岸｢やっ!!｣
神｢ねんねしないと、お熱あるあるになっちゃうよ？｣
岸｢やっ!!｣
身体、ダルくないのかな？
廉side
岸さん、少し熱がある感じ。
しばらく、熱も出さずに元気やったんやけどな…。
久しぶりの熱。
岸｢廉？ねんね？｣
廉｢もう少ししたら、寝るで？｣
岸｢ねんね!!｣
廉｢一緒に寝るん??｣
岸｢あい!!｣
ぐうじにアイスノンとか準備してもらって、岸さんを連れて寝室に移動。
絵本を数冊読んだら、岸さんは夢の中へ。
トントントン。
紫耀｢寝た？｣
廉｢おん。｣
紫耀｢何か、あったら呼んでね？｣
廉｢おん。｣
紫耀｢じゃぁ、おやすみ。｣
廉｢おん。おやすみ。｣
Zzz…。
夜中、海人が帰って来た音で目が覚めた。
…ん？
目が覚めたついでに、岸さんのおでこを触ったら、めっちゃ熱い。
急いで熱を測ったら、まさかの40.1℃。
確か、寝る前は、37.9℃やったよな？
まぢかよ…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
