☆ ページ42
廉side
みんなが寝てる間に、掃除と洗濯を終わらせてと…。
岸｢ふぇ〜…。｣
グズりながら起きた岸さんを、片腕に抱きながら、掃除と洗濯の続き。
３人の様子を見に行きつつ…夜飯の準備。
みんな、お粥でええか。
３人とも起きてきて、久しぶりに全員揃った。
岸さん…食べてはくれてるけど…。
たぶん、食欲０…。
食後は、風呂に入れる人は風呂、寝る人は寝室へ。
岸さんは、軽くシャワーだけ浴びせて、今は抱っこしながら、ユラユラ…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
廉｢大丈夫か？｣
岸｢…。｣
廉｢お布団で、ゴロンするか？｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
何か、吐きそうやな。
ちなみに、３人とも各寝室に行って、寝ました。
ぐうじが、あともう少しで元気になるんかな？
20時30分頃、岸さんを布団へ。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
廉｢岸さん？さっきから、咳してるけど、げぇしそうなん？｣
岸｢…なぃなぃ。｣
廉｢大丈夫か？｣
岸｢…ぁぃ。｣
一応、一式準備してはいるんやけど。
廉｢絵本読むか？｣
岸｢…ぁぃ。｣
絵本読んでる最中に、ちょこんと座った岸さん。
ん？
もしかして…。
廉｢げぇしそうなんやろ？｣
岸｢…。｣
返事はせんかったけど、たぶん図星。
ボウル準備。
廉｢げぇしそうやったら、してええよ？｣
岸｢…。｣
お茶を要求してきたから、岸さんなりに押し込もうとしてるんかな？
廉｢ちょっとずつ飲みや？｣
岸｢…ｺﾞｸｯｺﾞｸｯ。…なぃなぃ。｣
廉｢げぇ大丈夫か？｣
岸｢…げぼっ。｣
そうなりますよね。
一発目、ボウルに間に合わず…。
お粥さん、お久しぶりで〜す。
落ち着いたら、またシャワーやな。
全部、吐き終わった岸さん。
大量。
そこから、シャワーと着替えを終わらせて、布団カバーも交換して…。
岸さん、寝かし付けてと。
やっと、風呂に入れる〜って思ったんやけど、岸さんが寝てるうちに、シャワーを猛スピードで済ませて終わり。
寝てる岸さんの横で、ちとゲーム。
岸｢ふぇ…。｣
一瞬、泣きかけたんやけど、そのまままた夢の中へ。
夜中、何回か起きたんやけど、水分補給もシッカリしてくれて、１回だけ吐いて、今、朝。
岸さん、グッスリです。
熱は…大丈夫そうやな…。
あともう少し、頑張ろうな。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
