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廉side
紫耀の熱測ったら、38.6℃。
廉｢身体、どうあるん？｣
紫耀｢頭が痛いのと…凄く…気持ち悪い…。｣
廉｢トイレ行くか？｣
紫耀｢…ぅん。｣
トイレに連れて行こうと思ったら、動くとヤバいらしい。
だから、洗面器持たせて、スタンバイ。
廉｢病院行くか？｣
紫耀｢…大丈夫。｣
廉｢ホンマに大丈夫か？｣
紫耀｢ぁ…出る…。…げぼっげぼっ…。｣
廉｢スッキリ出来るまで吐いてしまい？｣
紫耀｢げぼっ…。｣
病院、確定やな。
熱も高いし…。
吐き終わって、紫耀を説得して、病院に連れて行く事に…。
リビングに戻ったら、海人と岸さん寝てた。
廉｢海人？海人？｣
海人｢…？｣
廉｢紫耀を病院に連れて行くから、岸さん見といて？｣
海人｢…ぁぁ、わかったぁ〜。｣
岸｢…？｣
あ、岸さんまで起きてしまった。
廉｢頼んだで？｣
海人｢…りょーかい。｣
急いで準備して、出発。
廉｢紫耀？袋持っとき？｣
紫耀｢…うん。｣
病院に着くまでに、車の中で１回嘔吐。
んで、今、点滴中。
海人と岸さん、大丈夫かな？
海人side
岸｢うぇぇーーん!!｣
岸くん、大号泣です。
海人｢岸くーん？ジュース飲む？｣
岸｢うぇぇーーーーん!!｣
海人｢よしよし。泣き止んで？お願い？｣
神｢どうしたの？｣
海人｢あ、神。今、廉が紫耀を病院に連れて行ってて…。｣
岸｢うぇぇーーーーん!!｣
神｢岸くん？おいで？｣
岸｢うぇぇーーーん!!｣
神｢大丈夫。大丈夫。１人じゃないよ。大丈夫だから。｣
岸｢うぇ〜ん…。｣
優しく岸くんを抱っこする神。
すげぇ〜…。
岸｢ﾋｸｯﾋｸｯ…ﾋｸｯﾋｸｯ…。｣
神｢お茶飲もうか？｣
岸｢ﾋｸｯﾋｸｯ…ﾋｸｯﾋｸｯ…。｣
神｢お茶飲んだら、みんなでゴロゴロしようか？｣
岸｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
海人｢岸くん？ゴロゴロしよ〜？｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
なかなかゴロンとしないけど、指しゃぶりはしてるから、後からゴロンってするかな？
神は、既にダウン中…。
ってか、何か気持ち悪くなってきた…。
トイレ…。
海人｢うっ…。｣
ヤバい…。
岸｢ふぇ…。｣
泣きかけてる岸くんを置いて、急いでトイレへ。
間に合ったけど…気持ち悪くてトイレから出れない…。
気のせいかな？
岸くんの泣き声が近づいてきてる…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
