☆ ページ31
紫耀side
気持ち悪さで目が覚めて、気分転換をしにリビングへ。
廉side
顔色は…悪いまんまやな…。
廉｢何か食うか？｣
紫耀｢いや…いい…。｣
岸｢しょー、まんま!!あい!!｣
自分の小さいスプーンですくったお茶漬けを、紫耀に食べさせようとしてるわ。
廉｢岸さん？紫耀、お腹いっぱいやねんて。ありがとな。｣
紫耀｢ありがとう。岸くん。｣
岸｢あい!!｣
あれ？
海人まで起きてきた。
岸｢カイ!!｣
廉｢どうしたん？｣
海人｢間に合わなかった…。｣
廉｢吐いたん？｣
海人｢…ｺｸﾘ。｣
廉｢紫耀？ちょっと、岸さん、みててな？｣
紫耀｢うん。｣
俺は、掃除セットを持ってトイレへ。
海人｢ごめん。｣
廉｢ええから。うがいしてから、ゆっくり寝とき？｣
海人｢…うん。｣
トイレマット…全滅…。
掃除して、消毒して…。
掃除を終わらせて、リビングに戻ったら、ソファーで紫耀がダウンしてた。
岸｢しょー、ねんね。｣
廉｢紫耀？紫耀？｣
紫耀｢…？｣
廉｢ごめんな。遅くなって。｣
紫耀｢…ぁ。｣
紫耀…何か身体熱いな…。
廉｢紫耀？熱あるんとちゃう？｣
紫耀｢…ぇ？｣
廉｢熱、測ってみ？｣
体温計を紫耀に渡した。
その間に、大人しくイスに座ってた岸さんを解放。
ピピピ…ピピピ…。
廉｢何℃やった？｣
紫耀｢37.8℃。｣
廉｢やっぱな…。水分補給出来るか？｣
紫耀｢…うん。｣
岸｢しょー？｣
紫耀｢…？｣
廉｢岸さん？紫耀にポカリ飲ませてやって？｣
岸｢あい。｣
紫耀｢ありがとう。岸くん。｣
あんまり飲んでないから、気持ち悪いんかな？
その後、アイスノン持って、紫耀を寝室へ。
廉｢気持ち悪くないか？｣
紫耀｢…気持ち悪い…。｣
廉｢吐きそうなら、トイレ連れて行くで？｣
紫耀｢…行く。｣
廉｢よっしゃ。｣
紫耀も海人に続いて、トイレで嘔吐。
もちろん、その後は、消毒。
部屋に連れて戻って、紫耀を寝かせてから、リビングへ。
岸さんは、ずっとリビングで静かに待ってくれてた。
廉｢岸さん？寝る前に、おまる座るで？｣
岸｢あい。｣
岸さんをおまるに座らせてと…。
廉｢チッチ出たら教えてな？｣
岸｢あい。｣
その間にキッチンの片付け。
ホント、今回は、岸さんに感染してないみたいから助かったわ。
キッチンの片付けと、岸さんのトイレを終わらせて、就寝。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
