☆ ページ4
廉side
岸さんの落ち着き具合いを見計らって、控え室に戻った俺たち。
ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞﾓｰﾄﾞ全開の岸さん…。
昼飯も受け付けず…。
廉｢寝るか？｣
岸｢やぁ〜…。｣
廉｢どうしたいん？｣
岸｢おうち…。ねんね…。｣
廉｢帰ったら、ゆっくり一緒に寝ような？｣
岸｢ふぇ〜…。｣
岸さん…家でゆっくり寝たいんやろな…。
ごめんな…。
その間にも、身体をポリポリ掻く岸さん。
背中にもブツブツ出来てるから、仕事が終わったら、皮膚科に連れて行くか…。
岸｢…ねんね。｣
廉｢ねんねするか？｣
岸｢…ぁぃ。｣
座布団並べて、タオル敷いて、その上に岸さんを寝かせた。
寒くないように、俺の上着を掛けてと…。
添い寝して、まだ眠りが全然浅いんやけど、マネージャーさんと交代して、俺は収録へ。
マネージャーside
永瀬さんが収録に行って、数分後に岸さん起きました。
岸｢ふぇ〜…。｣
でも、永瀬さんの上着に顔を擦り付けながら、もう１回寝ようとしています。
岸｢ふぇ〜…。｣
マネ｢岸さん？ねんね。｣
岸｢うぇぇ〜ん…。｣
泣き出してしまいました。
身体が痒いのか、次第に本格的な泣き方に…。
しばらく大声で泣いてたら、空嘔吐きをするようになりました。
マネ｢よしよし。｣
岸｢おぇ…。｣
ヨダレがダラっと…。
その後、勢いよく吐きました。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。おぇ…。｣
マネ｢大丈夫ですからね。｣
関係者の方々に手伝って頂いて、控え室も変えていただきました。
申し訳ないです。
いっぱい吐いたので、今は少しだけ落ち着きを取り戻した岸さん。
今は、座布団の上で横になってます。
ビニール袋の中にティッシュを数枚入れて、岸さんの近くにセット。
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
マネ｢ねんねしましょうね。｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
少ししてから岸さんは夢の中へ。
廉side
収録を終えて、控え室へ。
何か、控え室変更になってるんやけど…。
岸さん…大丈夫やったかな…。
変更になった控え室に入ったら、岸さん、昼寝中やった。
ってか、岸さんの近くにビニール袋があるってことは…。
廉｢もしかして、吐きました？｣
マネ｢永瀬さんが収録に行ったあと、すぐ起きちゃって、泣き過ぎから、勢いよく吐きました。｣
廉｢すみません。迷惑掛けちゃって。｣
マネ｢全然、大丈夫ですよ。｣
…岸さん…スヤスヤ寝てるわ。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
