☆ ページ26
紫耀side
声までガラガラになってきた…。
岸｢うぇぇーーーーーー…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…おぇ…。｣
紫耀｢ほらほら…、げぇしちゃうから？もう泣かないよ？｣
岸｢うぇぇーーーーーーん!!｣
廉｢岸さーん？｣
岸｢うぇぇーーー…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
頭をやたら触り始めた岸くん…。
痛いの？
岸side
帰りたい…。
みんなの所へ…。
帰りたい…。
痛い…苦しい…。
…何だろ…？
…凄く気持ち悪い…。
紫耀side
あまりにもずっと泣き叫ぶから、鎮静剤を入れることに…。
その後、30分くらい泣き叫んで、薬が効いてきたのか、徐々に大人しくなってきた。
岸｢ふぇ〜…。｣
紫耀｢よしよし。大丈夫だから。そのまま、一緒にねんねしよ？｣
岸｢げぼっげぼっ…げぼっげぼっ…。｣
大量にげぇしました。
全部、出た感じだね。
廉｢紫耀、タオル!!｣
紫耀｢うん。ありがとう。｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢よしよし。｣
廉｢結構、吐いたな？｣
紫耀｢うん。｣
落ち着いたのを見計らって、うがいを廉に頼んで、俺は掃除。
廉side
服は…大丈夫そうやな…。
岸｢ふぇ〜…。｣
廉｢よしよし。口の中、キレイにして、ねんねしような？｣
口の中をキレイにして、ベッドへ。
鎮静剤が効いてるんかな？
めっちゃ目がトロ〜ンってしてるわ。
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
廉｢俺と紫耀、ここにいるから、安心して寝え？｣
紫耀｢大丈夫だから。｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
スッキリ出来たみたいで良かったわ。
ものの数分で、岸さんは、夢の中へ。
紫耀｢寝たね。｣
廉｢おん。｣
その後、数日間入院して、退院してきた岸さんが今隣にいるんやけど、甘えん坊になってるのよ。
増してるのよ…。
まぢで…。
飯も食わせへんと、食わんし…。
お兄さんパンツも穿かへんしな…。
ずっと、誰かしらにベッタリ。
まぁ、仕方ないんかな？
病み上がりやし。
本調子になったら、いつもの岸さんに戻るやろ。
とりあえず、岸さん…おかえり。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
