☆ ページ11
廉side
１回起こして、水分補給させるか…。
廉｢岸さん？岸さん？｣
岸｢…。｣
廉｢岸さん？水分補給せん？｣
岸｢…。｣
起きてるんやけど…全然焦点が合わん。
しかも、顔色と唇の色…悪っ。
廉｢岸さん？｣
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
え？
廉｢岸さん？｣
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
廉｢岸さん!?シッカリしい?!｣
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
何?!
何?!
とりあえず、誰か呼ばな!!
廉｢岸さん？ちょっと待っててな?!｣
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
俺、急いで紫耀を呼びに行ったんよね。
紫耀side
Zzz…。
廉｢紫耀!!紫耀!!｣
紫耀｢ん？｣
廉｢岸さんがおかしいねん!!｣
紫耀｢えっ!?｣
廉に叩き起されて、岸くんの元へ。
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
紫耀｢よしよし…。｣
岸くん、痙攣しちゃってる。
紫耀｢廉？岸くん、いつから痙攣し始めた？｣
廉｢さっき。｣
紫耀｢時間、細かく分かんない？｣
廉｢わからん。急やったから…。｣
あらら…泡吹いた…。
落ち着いて、身体を横向きにしてと…。
紫耀｢廉？袋とタオル持って来て！｣
廉｢おん。｣
岸｢ビクッ!!ビクッ!!｣
紫耀｢大丈夫だからね。｣
岸｢げぼっ…。ビクッ!!ビクッ!!｣
そのままベッドに、げぇしました…。
海人side
お風呂から上がったら、何か…あった系？
海人｢あ、廉？何かあったの？｣
廉｢岸さんが…。おかしい…。｣
海人｢え？｣
とりあえず、廉と一緒に寝室へ。
紫耀side
岸くんの身体…凄く熱い…。
廉｢袋とタオル持って来た。…吐いたん？｣
紫耀｢うん。｣
袋を口元にセットしてあげてと…。
海人｢紫耀…岸くん、大丈夫？｣
紫耀｢たぶん。海人？神、起こして来て？｣
海人｢うん。｣
口の脇から、ダラダラ…げぇが出てきてる。
神side
夜中に帰って来た海人に、いきなり叩き起されて、ビックリした。
どうも、岸くんが痙攣し始めたみたい。
急いで、廉の寝室へ。
神｢大丈夫？｣
紫耀｢たぶん。｣
神｢時間は？｣
紫耀｢わかんない。｣
神｢…救急車、呼ぼうか？｣
紫耀｢うん。｣
痙攣し始めた時間が分からないのと、嘔吐してるって事で、救急車を呼ぶことに…。
紫耀side
廉と海人に岸くんを看ててもらって、俺は病院に行く準備…。
とりあえず、着替え一式とおむつとおしり拭きと…。
俺…心臓…バクバクしてる…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2022年4月12日 0時
