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紫耀side
桃のジュースを飲みきって、すぐ指しゃぶり。
紫耀｢落ち着いた？｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
無反応だけど、落ち着いたみたい。
しばらく、抱っこしながら室内をウロウロしてたら、寝てくれた。
岸｢Zzz…。｣
そっとベッドにおろして、毛布を掛けてあげて、俺も一緒に夢の中へ。
Zzz…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。ふぇ〜…。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
ん？
紫耀｢大丈夫？｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
05時30分前か…。
紫耀｢よしよし。ポカリ飲もうか？｣
岸｢ふぇ〜…。ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
紫耀｢ちょっと、お熱測ろうね？｣
岸｢うぇぇぇーん。ないない。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢お熱測ったら、体温計ないないしようね？｣
暴れる岸くんの脇に体温計を挟んで、鳴るのを待った。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。うぇぇぇーん。｣
ピピピ…ピピピ…。
38.2℃。
紫耀｢よし。体温計ないないしたよ？おむつ替えたら、もう１回ねんねしようね？｣
岸｢ふぇ〜…。ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
おむつにいっぱいおしっこしてたから、ちょっと安心した。
紫耀｢よし。終わったよ〜。｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
咳き込み始めたから、肩にタオル敷いて、抱き上げて、毛布掛けて、背中をトントン…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢苦しいね…。｣
岸｢ふぇ〜…。｣
紫耀｢岸くん？ねんね。ねんね。｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。おぇ…。｣
今、げぇしかけたよね？
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
ベッドの上でユラユラ…。
いい感じに寝かけてる時に咳が出ちゃうから、岸くんもｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。ふぇ〜…。ｸｼｭﾝ!!ｸｼｭﾝ!!…ｸｼｭﾝ!!｣
紫耀｢寒い？｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
毛布を１枚足して、背中をトントン…。
しばらくして、やっと落ち着いて寝てくれた。
そのまま、寝ずに起床時間を迎えて、そっと岸くんの脇に体温計を差し込んだ。
下がってるといいけど…。
ピピピ…ピピピ…。
37.7℃。
微妙〜…。
とりあえず、起こして、朝ご飯に連れて行かないとだ…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年11月22日 22時
